トヨタ自動車は、27日に始まる東京モーターショーに高級セダン「クラウン」次期型の試作車を出品する。全面改良は2012年以来。背が低く見える伸びやかなプロポーションで、若々しさを前面に打ち出した。

 初代トヨペットクラウンが発売されたのは1955年。国産乗用車としては最も歴史が古い。15代目となる次期型は、新規格のプラットフォーム「TNGA」を採用。スポーツカーの開発テストで知られる独ニュルブルクリンクで試走を重ね、走行安定性を向上させたという。また、「コネクティッド技術の進化」を掲げ、車載通信機を全車に搭載。クルマ同士の通信を予防安全や交通渋滞の回避などに役立てるという。

次期型クラウンのサイドビュー。Cピラーに回り込んだ大きなリアガラスが特徴的(トヨタ自動車提供)

 外観は、デビュー当時に先鋭的なデザインとして話題となった現行モデルの路線を継承した印象。つり目のヘッドライトや、新型レクサスLSにも似たクーペ風のプロポーション、面積の大きいリアガラスが特徴的だ。市販モデルの発売は来年夏ごろを予定している。(北林慎也)