スペインからの独立を主張している同国北東部カタルーニャ自治州の州議会は6日、本会議を10日に開いてプッチダモン州首相から「現在の政治情勢」について報告を受けると決めた。憲法裁判所が憲法違反のおそれがあるとして差し止めた9日の本会議は見送ったが、プッチダモン氏が、独立問題で踏み込んだ発言をする可能性がある。

 憲法裁は5日、違法とされる住民投票の結果を議論するのは、再び法に抵触しかねない、という独立反対派の議員らの訴えを認め、9日の本会議を差し止める命令を出した。州の対外関係を担当するルメバ長官はこれに反発し、英BBCに「議員は集い、議論する」と語っていた。この日開かれた議会各会派の会合で、プッチダモン氏の提案に沿って、10日の本会議開催を決めた。

 一方、州警察トップらは6日、全国管区裁判所に召喚された。住民投票を止めようとする司法関係者を守らず、独立派市民による妨害を黙認したとして、独立運動のリーダーらとともに「騒乱罪」の容疑がかけられている。(バルセロナ=青田秀樹)