異次元酒場

カウンターで美女が乱舞 米国発エンターテインメントバーが上陸

  • COYOTE UGLY SALOON ROPPONGI
  • 2017年1月10日

客の目の前でダンスを踊る「コヨーテガール」たち

  • カウンターを縦横無尽に駆け回る。客との距離も近い

  • 本場アメリカから来たティアラ

  • 壁面には無数のブラジャーが……

  • コヨーテガールのセリーヌ(右)とナホ

  • ミニゲームで客を盛り上げる

  • コヨーテガールが勢ぞろい

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 少し幅の広いカウンター席に座って飲んでいると、ホットパンツにヘソ出しのタンクトップを着た、ちょっとセクシーな女性が目の前でお尻を振って踊り始める。ハードロックが店内を大音量で流れる中、時には歌を歌ったり、カウンターの上に寝転んで誘惑するようなポーズをとったり……。「コヨーテアグリーサルーン ロッポンギ」ではこんな非日常的な雰囲気が味わえる。

 コヨーテガールと呼ばれる女性バーテンダーがカウンターに上がり、大音量の音楽に合わせて踊ったりマイクパフォーマンスをしたりしてお客をあおるというスタイルがこの店のウリだ。1号店はアメリカのニューヨークで1993年に開業、2000年に同店を舞台にした映画「コヨーテアグリー」が興行収入1億1000万ドルとヒットを飛ばしたことで知名度も上がり、米国のラスベガス店でのコヨーテガールのオーディションでは約1000人の応募があったほどだ。その後ロシア、ドイツ、イギリスなどに店舗を拡大、満を持して昨年12月8日にアジア初となる店舗が六本木にオープンした。

 六本木交差点近くにあるビルの8階と9階がお店のスペースで、メインステージでもあるカウンターは8階の店内中央に位置し、まるで舞台のような雰囲気を醸し出している。9階はVIP席で吹き抜けとなっているため、下の階でコヨーテガールが踊る姿を見下ろしながらお酒が楽しめる。壁面には無数のブラジャーがアクセサリーのようにぶら下がっていて、踊るコヨーテガールの妖艶(ようえん)さを際立たせてくれる。オープンに際してアメリカからダンスのトレーナーが来日し、本場と同じパフォーマンスを演じられるように準備を重ねてきたという。店長の宮永敦史さんはこう話す。

 「創業者のリリアナ・ロベルが日本に出店したいという意向があり、六本木への出店が決まりました。日本ではまだ知名度が高くはないのですが、コヨーテガールのオーディションには100人ほどの応募がありました。7割は日本人、残りは留学生などの外国人で、彼女たちの経歴は元モデルやダンサー、アマチュア歌手や体操経験者、ドラマーなど様々です。リリアナも来日して面接をし、採用しました。踊りやパフォーマンスだけでなく、バーテンダーとしての技量も重視しています」

 オーディション後に30人が正式に採用となり、来日した本場のコヨーテガールが朝から夜まで付きっきりで踊りやマイクパフォーマンスなどの指導にあたったという。「日本風にアレンジせず、本場の雰囲気を忠実に再現した」(宮永店長)その迫力はカウンターに座ると肌で感じることができる。

 お客が入って来るなり、カナダ人のセリーヌが「Welcome to COYOTE UGLY SALOON!」とマイクであおり、席に着く男性客の頭に手を乗せ、目の前で挑発するような踊りが始まる。最初はその雰囲気にのまれていて戸惑っていたサラリーマンたちも、お酒が入ってくると徐々にその場に慣れ、セリーヌのマイクでの呼びかけにも反応するようになる。セリーヌが踊っていると、アメリカからダンス指導のため来日したティアラがタップダンスのようにカウンターでヒールを鳴らしながら踊りに加わった。アメリカンサイズのヒップやバストを駆使した踊りは躍動感があり迫力満点だ。カウンターの上には必ず1人のコヨーテガールが踊っているが、時には3人同時にカウンターに上がり、ロックに合わせて同時に踊る。「映画を見て、やってみたいと思って応募した。女性が男性を支配するという独特の空間も面白いです」(日本人コヨーテガールのナホ)

 そしてコヨーテガールは踊るだけではない。お客さんを実際のカウンターに上げて記念撮影したり、カウンターに仰向けになったコヨーテガールのおなかにショットグラスを置いて、客が手を使わずお酒を飲み干す「ボディショット」(2000円)などのミニゲームで場を盛り上げる。これだけのアトラクションがありながら、メインの8階フロアではドリンク代のみの700円からパフォーマンスを見ることができる。雰囲気におくせずカウンターに陣取って身を任せることが、この店の楽しみ方の一つだろう。

(文・白石義行 写真・白石義行、COYOTE UGLY SALOON ROPPONGI)

店名:COYOTE UGLY SALOON ROPPONGI
住所:東京都港区六本木3-12-6 六本木プラザビル 8・9F
アクセス:都営大江戸線六本木駅から徒歩
電話:03・6432・9858
ホームページ:http://coyoteuglysaloon.jp
メモ:営業時間は19時~29時まで。定休日は日曜日。キャッシュオンデリバリー方式でドラフトビール 700円、カクテル 700円からノーチャージでオーダーできる。8階の様子を見下ろすことのできる9階はVIP席となっており、こちらは1テーブルにつき別途1万円のチャージが必要。

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