モータースポーツ

ホンダ、2017年のモータースポーツ活動計画を発表

  • 2017年2月15日

発表会の会場に並んだ、ホンダ系チームの監督とライダー、ドライバー

  • 本田技研工業の山本雅史モータースポーツ部部長。戦績の芳しくなかった昨年の四輪レースを振り返るとともに、今シーズンの必勝を誓った

  • 伊沢拓也は、2013年以来、久々にスーパーフォーミュラに復帰。「貴重なチャンスを与えられた。精いっぱい頑張りたい」などとコメントした

  • フォトセッションでのひとこま。スーパーフォーミュラのドライバーと写真におさまっているのは、テスト用のマシン

  • こちらは、チーム・ムゲンからスーパーフォーミュラに参戦するピエール・ガズリーのマシン。スポンサーであるレッドブルのカラーリングが施されている

  • 上写真と同じピエール・ガズリーが駆るマシンのコックピット。(写真左側が車体前方)

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 本田技研工業は2月13日、東京都内で記者発表会を開き、2017年のモータースポーツ活動計画を発表した。

期待のかかるスーパーフォーミュラ

 ホンダは例年通り、二輪/四輪ともに、幅広いカテゴリーのモータースポーツに参戦する。

 二輪は、ロードレース世界選手権の最高峰であるMotoGPに、ワークスチームの2台を含む計5台でエントリー。昨シーズンからの連覇を狙う。そのほか、MotoGPの下位カテゴリーと位置づけられるMoto3クラスや、スーパーバイク世界選手権、モトクロス選手権の最高峰となるMXGP、AMAスーパークロス、トライアル世界選手権などにも参戦。中でも、ここ数年惨敗している鈴鹿8時間耐久ロードレースは今シーズンが節目の40回大会とあって、ホンダのモータースポーツ部部長を務める山本雅史氏が「今年は何としても勝ちたい」と語気を強める場面も見られた。

 四輪では、昨年と同様、「マクラーレン・ホンダ」のパワーユニットサプライヤーとしてF1世界選手権に参戦。フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの2名体制で2017年シーズンに臨む。

 この日は、SUPER GTの選手や監督はごく一部しか姿を見せなかったが、5チーム5台からなるGT500クラスの参戦体制は明らかにされている。その内訳は、オートバックス・レーシング・チーム・アグリ(ARTA)、ケーヒン・リアル・レーシング、エプソン・ナカジマ・レーシング、チーム・クニミツ、そして昨年のドラゴ・モデューロ・ホンダ レーシングに代わるチーム・ムゲン。マシンも、昨年の「NSX CONCEPT-GT」から新型車両「NSX-GT」へとスイッチする。

 このうち、ケーヒン・リアル・レーシング(塚越広大/小暮卓史)とチーム・クニミツ(山本尚貴/伊沢拓也)はドライバーに変化なし。オートバックス・レーシング・チーム・アグリは、松浦孝亮に代えて、昨年GT300クラスを走った小林崇志を起用し野尻智紀とともに戦う。新たな出発となるチーム・ムゲンは、武藤英紀と中嶋大祐のコンビ。ARTAを出た松浦は、エプソン・ナカジマ・レーシングでベルトラン・バゲットとタッグを組む。

 今回の発表会では、会場で選手やマシンを紹介するなど、スーパーフォーミュラの参戦体制が強くアピールされた。2017年は、熱効率を高めた2リッター直4直噴ターボエンジン「HR-417」を搭載するマシンで、5チーム(8台)をエントリー。2016年のGP2シリーズ王者であるピエール・ガズリーもドライバーに迎え、勝利を目指す。あいさつに立った本田技術研究所 HRD Sakuraの佐伯昌浩氏は、ピエール・ガズリーやストフェル・バンドーンの例を挙げつつ、「今後スーパーフォーミュラからF1にステップアップするという流れができて、このレースが注目されるようになれば」とコメントした。

 そのほかホンダは、北米のインディカーシリーズの6チーム14台に2.2リッターV6ツインターボエンジンを供給。世界ツーリングカー選手権(WTCC)で、ティアゴ・モンテイロ、ノルベルト・ミケリスに加えて、道上 龍が日本人ドライバーとして初めてフル参戦する点もトピックとなっている。

(webCG 関)

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