金企画

金に願いを<後編>

  • 対談 豊島逸夫さん×星野真里さん
  • 2017年2月24日

星野真里さん(左)と豊島逸夫さん

  • 「金は分割がしやすく、いつでも売却が可能で固定資産税もかからないなど、相続財産としてもメリットが多いんです」と話す豊島さん

  • 「これまで自分が金を持つなんて考えたこともありませんでしたが、お話をうかがって、金融資産を持つなら金がいいと思い始めています」と話す星野さん

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 経済のプロ・豊島逸夫さんと女優・星野真里さんの対談。その後半は、母となった星野さんの思いがこもった言葉に豊島さんが思わずうなる場面も見られた。

<前編>はこちら

時間を味方に将来に備える

星野 でも金って、怖いというか、ちょっと身構えるところがあるのも事実です。

豊島 わかります。私も自分のセミナーの参加者から「金の専門家というのはもっと怪しい人かと思ってました」といわれたことがありますから(笑)。

星野 たしかに、もしドラマで豊島先生のキャラクターをわかりやすく描くとしたら、金をじゃらじゃらぶら下げた怪しい人になるかもしれません(笑)。

豊島 しかし説明を聞くとみなさん一様に安心して、資産の選択肢として検討する価値があることを理解してくださる。たしかに金をめぐっては、楽にもうかると謳(うた)った真偽不明の投資の勧誘などがあるのも事実です。しかし今の人たち、特に若い人は非常にクレバーなので、もうけ話ほど疑ってかかるようなところがあります。その点では本当に感心します。

星野 私もそうですね。もうかるなんて聞くと逆に怖いと思ってしまう。豊島先生のセミナーには、そんなに若い人も参加するんですか?

豊島 20代、30代の人たちが多いですよ。男性もいますが、特に女性が熱心ですね。まだ若い彼女たちが「老後のために参加した」というので初めは驚きましたが、自分たちには老後までまだ時間があるから、その強みを生かして少しでも将来に備えたいという。その点でも本当にクレバーに考えているんです。最近は、星野さんと同年代ぐらいの娘と母親という参加者も増えています。

金は人の思いをつなぐ

星野 家族でも普段お金の話はあまりしないですからね。本当はそれじゃいけないんですけど。

豊島 特に相続の話題など、子どもの側からは切り出しにくいものですからね。でも私のセミナーを聞いたあと、親子で初めて話し合ったという人もいます。金は分割がしやすく、いつでも売却が可能で固定資産税もかからないなど、相続財産としてもメリットが多いんです。

星野 買うときには消費税がかかりますよね?

豊島 それはありますが、貴金属店などに買い取りを依頼したときは、消費税を含めた金額を受け取ることができます。

星野 これまで私は自分が金を持つなんて考えたこともありませんでしたが、今日のお話をうかがって、金融資産を持つなら金がいいと思い始めています。

豊島 日本人は円に絶対的な信頼を置いていますが、私たちプロから見れば、円だけを持つことも、株やドルだけを持つのと同じようにリスクのある行為です。金は、安く買ってすぐに売ってもうけるようなものではないので、初めての人が持つ金融資産としてもおすすめできます。実際、子どもや孫に資産をどう残すかと考えたとき、初めて金の購入を考えたという人も少なくありません。

星野 金は、人の思いをつなぐものなんですね。だからこそ、家族のつながりの中心にいることが多い母親や娘が関心を持つのかもしれません。私も母親になってから将来のことを具体的に考えるようになったので、その感覚はわかる気がします。

豊島 不思議なもので、たとえば通帳の数字より金貨というかたちで受け取ると、贈った人の思いがより深く伝わる気がします。あの温かい色合いには、そんな目に見えない力があるのかもしれません。金についての新しい見方を私も教えられた気がします。

前編はこちら

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豊島逸夫(としま・いつお)
豊島&アソシエイツ代表、経済アナリスト。スイス銀行 チューリヒ・NYでの豊富な相場体験をもとに金の第一人者、そして国際経済のプロとして活躍中。
公式HP http://www.toshimajibu.org

星野真里(ほしの・まり)
女優。1981年生まれ。テレビドラマ『3年B組金八先生』でその名を広く知られ、映画『さよならみどりちゃん』でナント国際映画祭主演女優賞受賞。2011年に結婚し、現在は一児の母。

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