ファッションニュース

小型化とカラー、時計界の流儀に【バーゼルワールド2017】

  • 2017年4月19日

 売り上げの落ち込む時計業界は、現状をどう打開するのか。一つの方向性が、スイスで先月開かれた時計と宝飾品の見本市「バーゼルワールド2017」で示された。男女共用のユニセックスモデルや、ファッション性を意識した「色」を打ち出す新作が並んだ。

男女で共用

[1]オメガ

 「ブランドのアイコン的な時計は長く人々に愛されているが、時代遅れと感じる人もいる。サイズと、色を考えないといけない」

 オメガのレイナルド・アッシェリマン社長は、ブランドを代表する「スピードマスター」にユニセックスモデル=[1]=を採用した理由をそう語った。ケースのサイズは男性がコンパクトに、女性は大きめに使える38ミリ。緑色にカプチーノ色にと多彩になり、幅広い顧客の個性に対応できる。

 スイス時計協会によると、16年のスイス時計の輸出額は前年比9・9%減。今年も下げ止まる気配はない。要因の一つは、中国人旅行客の高級時計の買い控えにある。「だからこそ、各国にある市場ニーズにこたえる必要がある」とアッシェリマン社長は話す。

[2]シャネル

 性差を超えるジェンダーレスに、堅苦しさを取り払うエフォートレス。確かに「レス化」は近年のトレンドの一つだ。シャネルも定番「J12」の新作「マドモアゼルJ12」=[2]=を38ミリのユニセックスモデルとして発表した。創業者ココ・シャネルが時間を指さすポップな文字盤は、思わずSNSに拡散したくなる。

[3]ゼニス

 ゼニスも「エル・プリメロ」に38ミリサイズ=[3]=を発表。男性向けも「どんどん小さくする流れにある」と広報担当者は話す。

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