ファッションニュース

コンバースで明るさと自由を 限定オールスター手掛けたエルバス

  • 2017年4月17日

手掛けたコンバースの靴を持つアルベール・エルバス。1961年、モロッコ生まれ=大原広和氏撮影

[PR]

 コンバースは3月、定番のスニーカー「オールスター」が生まれて100年を記念して、ゲストデザイナーと協業する高級ライン「アヴァン・コンバース」を日本限定で発売した。初回は元ランバンの人気デザイナー、アルベール・エルバスが手掛けた。

 アッパーにキャンバス地ではなく革を使い、落書き風の星や自らの似顔絵をプリントするなどファッショナブルでユーモアたっぷりの計6種。価格は、税抜き3万2千円から4万5千円。このほどイベントで来日したエルバスは「日本のコンバースの企画チームとの仕事は、ピンポンをするみたいに刺激的でした」と笑う。

 デザインの発想の手がかりは、アディダスやナイキなど他のメーカーのスニーカーとの違いを探すことだったという。「コンバースは一般に走るためではなく、歩くための靴。生活の中でこのスニーカーをはくことで、より明るく自由になれれば。何を信じていいか分からなくなっている深刻な時代なので、せめてファッションはもっと楽しくなるべきだ」との考え方だ。

 日本通でも知られていて、日本での限定販売に関しては「静寂で深みのある日本文化のファンとして、デザインできたことがうれしくて誇りに思った」という。もしグローバルに展開するとしても、まずローカルから始めよという構え方が好き。「ローカルでも、本質を守り、それがユニークだったら、いつかきっと世界のトップになれると信じています」

 (編集委員・高橋牧子)

この記事を気に入ったら
「いいね!」しよう

今、あなたにオススメ(PR)

Pickup!