キャンピングカーで行こう!

キャンピングカーで「長期旅行のススメ」

  • 文 渡部竜生
  • 2017年4月19日

連休があれば遠方にだって出掛けられる。こんな素晴らしい場所も!(石川県:千里浜なぎさドライブウェイ)

  • 長期間の旅行に大切なのは補給。RVパークならサブバッテリーの充電もできる

  • 補給と同じくらい大切なのがゴミなどの処理。きちんとマナーを守って処理しよう

  • ガソリンスタンドなどで水を補給させてもらう時は、飲料水かどうかを必ず確認しよう

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 ショー会場で、キャンプ大会で、よく相談を受けるのが「長期旅行したいんですが、注意点はありますか?」という内容。それも1週間や10日ではなく、半年から1年なんていう長いスパンのお話です。

 詳しくきいてみると「リタイアしたので日本一周したい」、「日本中どこでも通信環境さえあればできる仕事だから、景色のいいところで仕事したい」などなど、いきさつや理由はさまざまです。

 アメリカでは、リタイア後に家を売って巨大なモーターホームで、夏はカナディアンロッキーで避暑、冬は温暖なフロリダでなんて生活を送っている方も珍しくありません。実際、そういった暮らしをするための社会的インフラ(長期滞在可能なRVパークなど)もそろっています。さて、日本ではどうでしょうか。

長期旅行の肝は「補給」と「廃棄処理」

 まずは補給。

 今や全国どこでも、24時間営業のコンビニがあります。都市部ではスーパーマーケットすら24時間営業しているところも。なので、基本的な食料品や日用品の購入には、およそ困ることはないでしょう。むしろ、行った先で「うまいもの探し」をすることこそ、旅のだいご味かもしれませんね。

 もうひとつはネットショップ。最近は宅配便がコンビニの店頭で受け取れ、営業所止めの指示をすることもできます。これらを上手に利用すれば、旅の途中でネットショッピングをしても、うまく受け取れるというわけです。

 「ライフラインの確保」「Q.O.L(クオリティー オブ ライフ=生活の質)」という観点から考えると、問題は生活用水の確保とゴミやトイレの処理です。

 飲料水はペットボトルのミネラルウォーターで問題ないでしょう。しかし、手や皿を洗ったり、トイレに使ったり……など生活用水の補給はどうしましょう。

 ひとつには、ガソリンスタンドで給油のついでにお願いする方法があります。ただ、気をつけなければならないことが。ガソリンスタンドの水で、洗車用に用意されているものは、井戸水や湧き水など、飲用に適さないものの場合があるのです。お願いする際には必ず確認するようにしましょう。

 ゴミの処理も頭の痛いところです。スーパーやコンビニのゴミ箱は、基本的にそのお店で買ったものなら捨てられますが、他からゴミを持ち込むのはマナー違反です。まして、トイレの処理ともなれば、そんじょそこらではできません。

 そこで、おすすめしたいのが、キャンプ場やRVパークを上手に利用することです。安心して泊まれること、サブバッテリーの充電もできること。ゴミの処理(有料の場合もあり)もお願できたり、トイレの処理ができたりするところもあります。どれぐらいでゴミがいっぱいになりそうか。トイレがいっぱいになりそうか。旅をする人数と、トイレタンクの容量などからある程度推測できます。数日おきに、こうした設備を利用するよう計画に組み込めば、快適な旅をストレスなく続けることができるというわけです。

 キャンプ場には平日割引もあったりします。うまくタイミングを平日に合わせるのも、旅のコツのひとつです。

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PROFILE

渡部竜生(わたなべ・たつお)キャンピングカージャーナリスト

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サラリーマンからフリーライターに転身後、キャンピングカーに出会ってこの道へ。専門誌への執筆のほか、各地キャンピングカーショーでのセミナー講師、テレビ出演も多い。著書に『キャンピングカーって本当にいいもんだよ』(キクロス出版)がある。エンジンで輪っかが回るものなら2輪でも4輪でも大好き。飛行機マニアでもある。旅のお供は猫7匹とヨメさんひとり

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