パパって楽しい

仕事に支障が出るほど妻を愛しすぎている アルコ&ピース・平子祐希さん

  • 2017年4月28日

9月で結婚10年目を迎える。「結婚当時は売れてなくて仕事がゼロだったんですけど、家族を得たことで仕事に対してもエンジンがかかった。半年にいっぺんくらいはディズニーランドに連れていけるくらいの仕事量はしたい。そこをとっかかりにがんばってきました」

  • お笑いコンビ「アルコ&ピース」の平子祐希さん(写真左)。未婚の人に向けてのメッセージは、「幸せな結婚をするには、相手の見た目や収入といった条件よりも、ギュッとしたときの自分の感覚を信じた方がいい」

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 バラエティー番組や自身のツイッターで、ことあるごとに妻への抑えきれない愛と欲望を吐露するお笑い芸人「アルコ&ピース」の平子祐希さん。何事もポジティブにとらえてスマートな発言を連発する”意識高い系IT社長“のネタでの語り口が人気だ。同様に、5歳の男の子と3歳の女の子のパパとしても「子どもはお互い大好き同士で結婚した2人の愛の結晶だから、子育てで大変だと思ったことはないですね」と、かっこよく言い切る。

 「小指がぴくっと動いただけでも2人で毎日『かわいいね』の繰り返し。赤ちゃんは眠くなると“眠る=死”をイメージするから不安になって泣くらしい、という説があるそうで、それを知ってからは夜泣きされるたび愛(いと)おしくて、『また泣いてる。死なないのにねぇ。その無知さ加減もかわいい~!』って言い合ってました。寝る時間が削られる体力的な大変さはありましたけど、嫁の代わりに泣く子を抱くのも、嫁にもっと僕を好きになってもらうためのアピールに使えたから苦じゃなかった」

 「あまりにお互いを好きすぎて、そのうち2人急に爆発して死ぬんじゃないか」。そんな不安を抱くほど妻を愛しているため、当然仕事にも支障は出る。「『いってきます』のチューが長すぎて、予定の電車にはまぁ乗れないです。仕事に行くときは玄関で大好きのギューとチューをするのが習慣なんですが、今は嫁だけじゃなくて子どももプラスされたので、最長15分くらい玄関にいることもありますからね。一回ドアを閉めてから僕がもう一回顔出してみたり、逆に子どもが『パパー!』って出てきたり。楽しいんですけど、絶対に遅れちゃダメな現場のときは20分早めに家を出るようにしています。名残を惜しむ時間を逆算して」

 夫婦仲良く暮らすコツは「今一緒にいることは当たり前じゃない」と常に危機感をもつこと。「『何かのきっかけで他の男に走るかもわからない』。そういう想像も僕の嫉妬心(しっとしん)、恋心をかきたてるんです。嫁は『ベッカムかっこいい』って言いますけど、ふざけんなって思います。夫婦である前に、男と女。その緊張感を保つために、あえて他の女性にも目を向けるよう僕も心がけてます」

 男と女として意識し合うことは、妻のさらなる美しさをも引き出す。「化粧品やお洋服じゃないんです。夫に“女として見られている”という意識が妻を美しくする。女性は毎日違うところがあるんですよ。『前髪切った?』とか『今日の服、いいね』とか、気づいたことを言葉にするだけでいい。それが女性をきれいにするスイッチになる。僕は1日30回くらい押しちゃうけど、今まで妻に言ってこなかった人ってそのぶんのタメがすごいと思うんです。たった一言でダムが一気に崩壊するから、逆にチャンス。その破壊力・ポテンシャルがあることが、僕からしたらうらやましいですよ」

 出会って12年、結婚して10年。妻への愛情は右肩上がりに募るばかりだ。「嫁はどんな存在か。……僕、前世はおそらくシンドラーで、100人か1000人単位で人の命救ってると思うんですよね。それくらいの徳を積んでないと、嫁みたいな人と出会わせてもらえないはずなんです。こんだけ好きな人と結婚できて子どもまで授かって、人生どこを切り取っても幸せじゃない瞬間がない。だから来世でもまた嫁や子どもと巡り合えるように、今日も明日も人を笑わせよう、良いことをしようって思ってます。今生でも徳を積んで、次の輪廻(りんね)に備えないと」

(聞き手・渡部麻衣子)

◆平子祐希(ひらこ・ゆうき) お笑いコンビ「アルコ&ピース」のボケ担当。1978年12月4日生まれ。愛する妻と子どもたちは、Twitterにもときどき登場。4月からスタートした新番組「勇者ああああ」(テレビ東京ほか、毎週木曜深夜1時35分~)にコンビで出演中。

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