仕事の道具箱

大量ダイレクトメールのストレス軽減 個人情報を手軽に隠せるツール

  • 文・美崎栄一郎
  • 2017年5月19日

毎日大量に届くダイレクトメール、捨てるのがとても面倒だ(ideabug/getty)

 毎日のようにダイレクトメールが届く。

 どうやって住所を調べているのか分からないが本当に困ったモノだ。中身は紙ゴミにポンで良いのだが、自分の宛名がついているものを古紙回収にそのまま出すのは抵抗がある。

 会社で捨てる場合、古紙回収とシュレッダーの二手に分けねばならない。たかが、ダイレクトメールのためだけに。これは悔しい。なんとか効率化したい。自宅の場合でも同じで、紙ゴミにいれてしまうと個人情報の流出の恐れがあるし、かと言って、燃えるゴミに資源ゴミである紙ゴミを入れるのもちょっと環境問題をなおざりにしているような気がして気が引ける。

 この問題を解決できる道具が個人情報保護スタンプだ。適当な文字が書かれてあるスタンプをポンポンと宛名の上に押していくと、文字の上に文字が重なって、下の文字が分からなくなるという仕掛けだ。このダイレクトメール対策の個人情報保護商品として、各社いろいろな形が売られている。相当試した結果、私が一番気に入っているのが、プラスの「個人情報保護スタンプ ローラーケシポン」だ。片手で作業が終了するのがうれしい。

消したい部分の上でローラーを転がせば、下の文字は判別できなくなる

 ローラーケシポンを手に取り、上部のボタンを押すと、ローラースタンプ部を隠しているシャッターがシャキーンと開いて、インクの付いたローラーが飛び出す。そして、そのまま、宛名の部分に対して、コロ、コロ、コローっとローラーを転がすと宛名が読めなくなっていく。そして、また、シャキーンとシャッターを閉めれば終了だ。このギミック感と手軽な感じがいい。両手を使ってふたを付け外ししたり、何回もスタンプを押す必要がないので、爽快なのだ。色々試した結果、この商品が現状ではベスト。

 ローラーサイズは、幅55ミリと26ミリがあるが、私は26ミリを何年も愛用している。スタンプが乾いて使えなくなることもなく、手も汚れずに快適だ。机の上においておけば、ノーストレスでダイレクトメールから個人情報を消しされる。正確には覆い隠すかもしれない。目をこらしても自分の名前や住所が見えないのだ。真っ黒になったわけではなく、ローラーから転写された意味の無い文字列だけしか読めない。一回転がすだけでほとんど分からなくなるのは不思議だ。

 個人情報スタンプで宛名を見えなくすれば、ダイレクトメールの中身と一緒にそのまま宛名のついた封筒や申込用紙なども古紙回収として処分できる。二カ所に仕分けて処理するストレスからも解放され、資源ゴミを無駄にしていないという心理的な満足感も得られる。オフィスや自宅で常備して欲しい一品なのだ。

プラスの「個人情報保護スタンプ ローラーケシポン」

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 連載「仕事の道具箱」では、商品開発コンサルタントでビジネス書作家の美崎栄一郎さんが、毎日の仕事で役に立つツールやノウハウを紹介します。

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PROFILE

美崎栄一郎(みさき・えいいちろう)商品開発コンサルタント、ビジネス書作家

花王でさまざまな商品のプロジェクトリーダーを務め、独立。講演やコンサルティングで全国を飛び回る毎日。
著書に『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』(ナナブックス)『[書類・手帳・ノート・ノマド]の文具術』(ダイヤモンド社)『iPadバカ』(アスコム)『アイデアは才能では生まれない』(日本経済新聞出版社)『ヒットの謎解き』(日経BP社)など30冊以上。>http://note272.net/

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