神幸祭で初の総代献饌、薬の町・日本橋から家庭薬の意義と重要性も発信[PR]

  • 2017年5月16日
  • 神田祭のメイン行事ともいえる「神幸祭」

  • 薬祖神社付近で行われた総代献饌の様子

  • おなじみ家庭薬のゆるキャラも集結

  • 薬祖神社でインタビューに応じる薬祖神奉賛会の藤井隆太会長

 江戸三大祭りの一つ、神田祭が5月11日から開催されている。13日にはメイン神事となる神幸祭が行われ、神輿(みこし)や山車(だし)からなる大行列が日本橋や大手町、秋葉原などを練り歩いた。この日はあいにくの雨だったが、沿道には多くの人たちが集まり、江戸の伝統と風情を今に伝える行列を見守った。

 神幸祭では、YUITO(ユイト)日本橋室町野村ビル付近で、薬祖神奉賛会による総代献饌が初めて行われた。薬祖神社は1929(昭和4)年に日本橋本町のビル屋上に社殿が建てられ、医薬の神様として知られてきた。昨年9月に、地域の再開発とともに緑豊かな福徳の森の一角へと遷座したばかりだ。

 「薬祖神社は長年、ビルの屋上にあったため、みなさんが自由にお参りすることができませんでした。昨年の遷座によって、東京にもやっと自由にお参りできる薬の神社ができました。今日は薬祖神社が遷座して初めての神田祭を迎えることができ、感慨無量です」と神田明神氏子総代で薬祖神奉賛会の藤井隆太会長は喜びを語った。

 このたびの神幸祭は薬の町・日本橋から家庭薬の意義と重要性を発信する絶好の機会とあり、家庭薬のゆるキャラやのぼりなども多数集結した。

 「みなさんは『病院で薬をもらう』とよくいいますが、それは間違いです。もらっているのではなく、大切な医療費で賄われているものです。また、健康は自らつくるものであり、何もせずに健康でいられるわけではありません。やはり、健康になるための努力をしていただくことが大事です。そのうえで薬は健康のためのお手伝いをするものです」と、藤井さんは薬の意義と健康は自分で考えるセルフメディケーションの大切さも語った。

 医療保険制度が充実している日本では、少額の個人負担で医療を受けることができ、そのことが結果的に医療費の増大につながっている。日本の医療保険制度を存続させるには、国民が健康に対する意識を高め、軽い症状の場合は家庭薬を用いるなど、自ら健康管理をすることが大切だ。龍角散の代表取締役社長として藤井さんが副会長を務める日本家庭薬協会では、そのようなセルフメディケーションを推進する啓発活動も行っている。

 今後は10月20日、21日に福徳の森や銀座線三越前駅構内の一部で、OTC医薬品の正しい知識や使い方を伝えるイベントも実施予定。日本家庭薬協会や家庭薬メーカーは、今後も日本橋から積極的な情報発信をしていくという。(文 関川隆、写真 木村周平)

この記事を気に入ったら
「いいね!」しよう

Pickup!