オトコの別腹

みうらじゅんさん愛好 薄皮のカリカリたい焼き

  • 「鳴門鯛焼本舗」の天然たいやき
  • 2017年7月12日

「鳴門鯛焼本舗」の天然たいやき

  • みうらじゅんさん

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 どうやら甘党だったらしい――。

 オトコは好き嫌いの基準を童貞期までに決めちゃってるところがあるので、大概間違ってるんですね。だから“アイ・ドント・ビリーブ・ミー”がポリシー。自分を疑ってると、最近お酒が好きじゃないことが判明して。要は、酔うための惰性。よく冷やの辛口を飲むけど、まずいのよ。燗酒(かんざけ)ならまだイケて、その理由が「甘い」から。ガッカリでした、自分に。だって、甘党ってモテなさそうでしょ? ましてや、あんこ好きってのもどうなのよ。

 老舗の有名店には、わざわざ行くほどでもないんです。ビギナーだから。俺はここのがいいかな。甘めの餡(あん)が尻尾まで詰まって、皮が薄いから食感はカリカリ。小さい頃から鶏皮をカリッカリに焼いたやつとか、ウナギの骨のスナックとかが好物なんで、そこのポイントは高いです。上あごの皮がめくれてでも熱々のカリカリを食べるんだから相当好きなんだよね、やっぱ。

 今まで格好つけて避けてきたけど、還暦を前に、ようやく自分に正直になってきたのかもしれないね。

    ◇

 みうら・じゅん イラストレーターなど。自身が原作の映画「変態だ」(安齋肇監督)DVD&ブルーレイ、「新TV見仏記 日タイ修好130周年記念スペシャル」バンコク編、アユタヤ編のブルーレイが発売中。

◆「鳴門鯛焼本舗」 四谷3丁目店 東京都新宿区四谷3の13の13(電話03-5379-6969)。十勝産あずき194円、鳴門金時いも216円。午前10時~午後10時。無休。東京、大阪を中心に32店舗で販売。

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