私の一枚

愛するカレと添い寝 龍真咲さん

  • 2017年7月24日

カニンヘンダックスの「リヒト」くんと龍真咲さん

  • 宝塚退団後、初めてのコンサートを行う龍真咲さん

  • コンサートは8月26日、27日、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで

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 うちの愛犬のリヒトくんが寝落ちした時に「今だ!」と思って添い寝して、目をとじたまま自撮りした写真です。かわいいでしょう? 2歳半のカニンヘンダックスです。ちょうど私が宝塚を卒業しようかな、と思い始めた頃に飼うことを決めました。

 実は最初は別の子に一目ぼれしたんです。その時、犬を飼いたいといったら、親にも友人にも大反対されてしまって。公演などで忙しいのに命を預かるなんてとんでもないと。

 でもどうしても欲しくて、飼える環境を整えてショップに行くと、「さっき売れてしまいました」といわれ、すごくショックを受けました。諦めきれずにいたところ、後日その子の兄弟犬を紹介され、運命を感じて飼うことにしました。名前はドイツ語で「光」。私にとって光のような存在になってくれるといいなとの思いを託しました。

 実際に飼ってみると、本当に大変でした。私が公演中や忙しい時は、預けたり、犬の幼稚園に入れたりしていますが、私が家にいる時は「遊んで遊んで」と大暴れ。練習中の楽譜をビリビリにすることもあるし、ケージの中がうんちだらけで本人も汚れていることも。すぐにお風呂に入れましたが、それが何回か続いて……。でもちょうど新しい活動をする時期だったので、かえって気がまぎれたかもしれません。

 私が宝塚を卒業したのは100周年の公演に出たことがきっかけです。五つの組の代表の方と共演し、先輩たちが次々と卒業していくのを見て、私も考えました。引き際というのも大切だと、劇団と相談しながら退団スケジュールを決めました。宝塚は入る時も大変だったけど、退団する時もいろんな行事をこなすので本当に大変でした。

 外の世界で活動することになって約1年、やりたいと思えることに挑戦する日々を送っています。宝塚では、いい意味でベールに包まれていないといけなかったので、ありのままの自分を見てもらえることがうれしい。ファンの方と触れ合う機会も増やしたいと思っています。また宝塚時代は、すべて自己プロデュースしなくてはいけなかったのですが、今はスタッフの皆さんに相談できることがとてもありがたい。

 男役はある意味理想を演じればよかったけれど、今は女性に共感してもらわないといけない。やりすぎたらダメだし、女が女を演じる難しさを感じています。そんな時期に私と一緒にいてくれるリヒトが心強いですね。

    ◇

りゅう・まさき 女優・歌手。大阪生まれ。元・宝塚歌劇団月組男役トップスター。2001年に初舞台を踏み、12年より「月組」のトップスターとして一時代を築く。16年宝塚歌劇団を卒業。アーティストとして活動中。

◆龍さんが8月26日と27日、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールでコンサートを行う。8月23日に発売するファーストアルバム「L.O.T.C 2017」の内容をうけた2日間のコンサート。ジャズ、シャンソン、ダンスミュージック、ミュージカル、ポップス、バラードなど多彩なジャンルを歌う。

「様々なジャンルを歌うには、それに必要なテクニックや声があり、そこにどうアプローチするかが難しいところです。この2日間は退団して初めてのコンサートで、これからの自分にとても大切なもの。あとで振り返った時に思いをよせる日になると覚悟しています。男役から脱皮し、女性視点からの私のスタートを楽しみにしてください。来ていただける方には1曲でもお気に入りの曲を持ち帰っていただけたらうれしいですね」

(聞き手:田中亜紀子)

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