キャンピングカーで行こう!

キャンピングカー、レンタル会社が遊び方をプロデュース?

  • 文 渡部竜生
  • 2017年8月2日

標高約800mにある小菅村。夏でも日が落ちれば涼しいという(RVパーク道の駅こすげ)

 欧米の企業が参入するなど、キャンピングカー人気の上昇に伴って拡大しているのが、レンタルキャンピングカー市場。軽キャンパー(軽自動車をベースにしたキャンピングカー)からバスコン(バスコンバージョンの略。マイクロバスをベースにしたキャンピングカー)まで車両のバリエーションも充実してきましたし、かつてはNGが多かったペット同伴についても、ペットOKの車両や、ペット連れ専門レンタル会社も登場するなど、急激に広がりを見せています。

 一方、レンタルの現場では「乗ってはみたいけれど、どこで・何をして遊べばいいのかわからない」という声も聞かれるのだとか。そんなニーズに応じる形で、レンタルと旅行先や遊び方をリンクさせる動きも始まっているようです。

地方創生を二人三脚で

 96番目のRVパーク(※1)としてオープンした「RVパーク道の駅こすげ」(山梨県小菅村)では、レンタルキャンピングカーのレヴォレーター社(本社・東京)と手を組み、様々な特典を用意しています。

1.レンタル料金が割引に
 その名も「小菅村へ行こう割」。同社でキャンピングカーをレンタルして小菅村へ遊びに行けば総額から1割引きになります。

 そのほかにも、道の駅こすげに併設されている温泉「小菅の湯」の入館料が150円引き(通常、中学生以上620円~)やレストラン源流(石窯ピッツァやパスタが名物!)での飲食代が1割引きなどの特典も。

 これらの割引は、レンタルキャンピングカー同乗者全員が対象です。

温泉やレストランも併設。一日のんびり過ごせる(RVパーク道の駅こすげ)

2.ユニークな「小菅村在住者割引」
 キャンピングカー大歓迎! の村であってほしい。そんなユーザーの願いと地元活性化策を結び付けたユニークな割引制度。

 村の人たちがキャンピングカーに親しむことで理解を深め、その楽しさを知ってもらえれば、村外から訪れるキャンピングカーユーザーに親しみを持って接してくれるだろう、と期待しての試みだとか。小菅村在住であることを証明(免許証にて)できれば、レヴォレーター社の全国営業所でのキャンピングカーレンタルが総額から1割引きに。

 これらの取り組みについて、NPO法人「多摩川源流こすげ」の森弘行さんは「小菅村は公共交通機関ではアクセスしにくい場所。どうしても車での観光が中心となります。首都圏から約2時間と、近いのが魅力のひとつですが、その分どうしても、日帰りのお客さんが多かった。そこで、ここ数年、道の駅利用者にキャンピングカーが増えてきたのを受けてRVパーク化すれば、さらに宿泊利用者が増えるのでは、と期待しての方策です」といいます。事実、今年7月9日のオープン以来、予約も順調に入っているといいます。

※1 RVパークとは
 一般社団法人日本RV協会が、キャンピングカー利用者や車中泊者が快適に安心して宿泊できる場所を提供するために推進しているシステム。日帰り温泉施設や道の駅に併設されていることが多い。

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■RVパーク道の駅こすげ
山梨県北都留郡小菅村3445
050-5897-9881
利用可能台数:5台
URL: http://kosuge-eki.jp/rvpark/

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PROFILE

渡部竜生(わたなべ・たつお)キャンピングカージャーナリスト

写真

サラリーマンからフリーライターに転身後、キャンピングカーに出会ってこの道へ。専門誌への執筆のほか、各地キャンピングカーショーでのセミナー講師、テレビ出演も多い。著書に『キャンピングカーって本当にいいもんだよ』(キクロス出版)がある。エンジンで輪っかが回るものなら2輪でも4輪でも大好き。飛行機マニアでもある。旅のお供は猫7匹とヨメさんひとり。

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