オトコの別腹

大正初期創業、変わらぬ味への安心感 伊東四朗さん

  • 「平塚亭つるおか」の焼きだんご
  • 2017年9月6日

「平塚亭つるおか」の焼きだんご

  • 伊東四朗さん

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 もう十数年やっているドラマ「おかしな刑事」の劇中で必ず登場していますね。この団子をほおばりながら、娘役の羽田美智子さんと事件をあれこれ推察し合ったり、どっちが払うかって一揉(も)めしたり。

 収録が終わると、今年93歳になるおかみさんが団子と赤飯を土産に包んでくれるんだ。ニコニコして、いいおかみさんでしょう。「おばあちゃん、ありがとう」っていただいて、うちでしみじみ晩酌のお供にさせてもらっています。甘辛いタレがお酒と合うんですよ。何も加えないで国産の上新粉だけを使ってるから、次の日食べるなら渡せないって言われる。妥協する世の中、頑固なところも大いにけっこう!

 素朴でね、いつも変わらない味で安心しますよ。手作り感っていうのかな。私の育った下町とどこか同じにおいがする。大正初期創業だそうで、長くやっていると変わっていくこともありますけど、偉くなっちゃうのが一番嫌なんですよ。私の場合、芸の訓練も受けず実地でやってきただけだから、偉くなりようがありませんけどね。

    ◇

 いとう・しろう 喜劇役者。「黒革の手帖」(テレビ朝日系)、「親父・熱愛」(文化放送)に出演中。2日から「植木等とのぼせもん」(NHK)出演。来年2月、コントライブを予定。

 ◆「平塚亭つるおか」 東京都北区上中里1の47の2(電話03-3915-0277)。1本140円。他に大福160円など。午前9時~午後6時半。不定休。店頭販売のみ。

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