口福のランチ

おかわりしたくなる羽釜炊きご飯とお好みのおかず 「といろ」(東京・中目黒)

  • 文・写真 森野真代
  • 2017年9月6日

羽釜から立ち上る炊き立てご飯の香りがたまらない

  • 脂の乗ったムツが食欲をそそる「銀むつ西京焼き」

  • 見た目ほど味付けは濃くなくご飯との相性もいい「さば味噌煮」

  • 「青菜のおひたし(250円)」などの小鉢類もおいしい

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 今週は、1年間の休業を経て8月にリニューアルオープンしたばかり、中目黒駅から歩いて3分ほどの路地裏にある「めしと汁 といろ」をご紹介します。名前の通り羽釜で炊いたあつあつのご飯とだしの効いた味噌(みそ)汁を主役に、焼き魚や煮魚、酢の物やコロッケなどのおかずを好みに応じて注文できる、毎日でも通いたくなる和食店です。

 小さな一軒家を改築した店内は、1階がカウンター席、2階がテーブル席で、カウンターの前には羽釜が並び、ご飯が炊かれていきます。炊きたての「羽釜ご飯と日替わり味噌汁(500円)」のセットに、あとは思い思いのおかずを注文します。この日は、新潟産のコシヒカリと長崎の麦みその味噌汁。米は長い付き合いの信頼のおける米屋と相談しながら決定。みそは日本全国から料理長がおいしいと思ったものを選択しています。

 おかずは常時20種類以上。例えば魚なら、「さば塩こうじ焼き(500円)」、「銀むつ西京焼き(500円)」、「さばのみそ煮(500円)」など、肉は「豚の角煮 煮卵付き(550円)」、他にも「和風コロッケ(550円)」や「野菜の天ぷら(500円)」など多彩です。それ以外に長茄子の煮物や青菜のおひたしなど、200~300円前後の小鉢が15種類ほどあり、どれも丁寧に作られていて、食べごたえも充分です。

 卵付きのとろろ芋や明太子など、ご飯が進むおかずも多く、実際ほとんどの人がおかわりをしています。ご飯のおかわりは無料です。すでに数回お邪魔していますが、定食のように内容が固定していないので飽きることがありません。自宅での食事に近い感覚で使い勝手がいい。隣の人が注文したものを横目でチェックして、次はあれを頼もうといった感じで、通っています。

 代表の中村郁さんは「一人でも入りやすく、居心地も良いお店を目指しています。飽きることのないように品数は多く、季節を感じていただけるように旬の素材を使うことを意識しています」と話してくれました。実際、一人客も多く、中村さんの思い描いたままのお店です。スタッフの方の応対も温かくて居心地も抜群です。

 炊きたてのご飯とだしの効いた味噌汁、丁寧に味付けされたおかずという日本人にとって、王道とも言える食事ができるうれしいお店です。

<今回のお店のデータ>
めしと汁 といろ
東京都目黒区上目黒2-16-5
03-6412-8533
http://to-iro.jp/

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PROFILE

森野真代(もりの・まよ)

写真

ライター&エディター。徳島県出身。外資系ジュエリーブランドのPRを10年以上経験した後にフリーエディターに。雑誌やWebを中心に、旅、食、ファッションなどをテーマに執筆中。無類の食べもの好きでもあり、おいしい店を探し当てる超(?)能力に恵まれている。「唎酒師(ききさけし)」の資格取得後は、自己研鑽も兼ねて各地の酒処の探索に余念がない。友人を招いての家飲みも頻繁に開催。

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