黙ると壁に「シーン」の文字 参加できるアート「マンガ マッピン!」公開

  • &編集部
  • 2017年11月24日

「マンガ マッピン!」プロジェクト Voi.00『onomatopée(オノマトペ)』

 3Dプロジェクションマッピングなどの制作を手がけるネイキッド(東京)は、マンガと現代のアート手法を掛け合わせることで、新しい楽しみ方を提案するプロジェクト「マンガ マッピン!」をスタートした。プロジェクトには、コルクとエイベックス・エンタテインメントも企画協力した。その最初の作品『onomatopée(オノマトペ)』が11月25、26両日、東京都中央区銀座4丁目の「アートギャラリー ベースメント銀座」で公開される。

【動画】マンガ マッピン!Voi.00『onomatopée(オノマトペ)』プレス内覧会

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 作品のタイトル「オノマトペ」とは「ドキドキ」「バーン!」など、登場人物の心理状態や状況を擬態語・擬音語で表すマンガの代表的な表現のことだ。ネイキッド代表の村松亮太郎氏は「4年前くらいに着想したプロジェクト。マンガの表現をアートやカルチャーとして捉え、紙やページの枠を超えて、立体空間の中で体感できたらどうなるかと考えた。やっと形にできてうれしく思う」と語った。

【360度VR】村松氏が『onomatopée(オノマトペ)』を実演・解説(モバイル端末はWi-Fi環境での視聴をお勧めします。推奨ブラウザはChrome, Safari)

 「オノマトペ」は、会場の音や観客の動きなどに合わせて、「シーン…(静寂)」「カッカッ(足音)」「ガヤガヤ」「ドーン」など、5パターンのマンガ特有の擬音語や擬態語が、サウンドと共に壁面に表示される。村松氏は「しゃべりながら、歩きながら、手をたたいて、ドーンと。音楽に合わせて1人でセッションのように遊ぶことができます」と作品の楽しみ方を紹介した。

 これまで『fLOWERS by NAKED』や『花火アクアリウム by NAKED』など、鮮やかな色彩の作品が多かったネイキッドだが、同作品はモノクロで表現。村松氏は「今回はあえてシンプルに。オノマトペの本質を伝えたかった」

サウンドを担当したSam is Ohm(サムイズオーム)氏(左)は「街の雑踏音などを録音して音楽に加工するなど工夫をした。色んな音が混ざっても音楽として成り立つように作っている」

 「本当はマンガ連載のように『月刊マンガ マッピン!』という形で毎月できると良いのだけれど。スタッフにキレられそうなので…(笑)。世の中に作品を出しながら、ブラッシュアップして進化させてゆきたい」と村松氏。「リアルだけでなくWebでもコンテンツを展開し、色々なクリエーターや一般の人も交え、半分勝手に成長していくような不思議なプロジェクトにしたい。新しい作品が出るたびに進化すると思うので、その成長過程を楽しんでほしい」と語った。

「もともと僕は映画を撮影していて、四角いスクリーンの枠から出て、リアル空間で表現するとどうなるかとプロジェクションマッピングを始めた。『マンガ マッピン!』もそうだが、今後はよりリアルとバーチャルの境が曖昧になっていくと思う」

【一般公開概要】
日時:11月25日(土)11~21時、26日(日)11~18時
場所:Basement GINZA(Ploom Shop銀座店地下1階) 東京都中央区銀座4丁目3-5 ※20才以上のみ入場可能
入場料:無料
ホームページ:http://naked-inc.com/comic/

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