口福のランチ

軽さが魅力のヘルシーな南インド料理 「コチン ニヴァース」(西新宿)

  • 文・写真 ライター 森野真代
  • 2017年12月6日

お得な「カレーライスセット(800円)」にはライスとサラダが付く

  • あっさりとして脂っこくなく、スパイスの効いたチキンカレー

  • 煮込んだチキンをサフランライスにかけた「トマトチキン」セット(900円)

  • 土日のランチはアラカルトで、カレーの種類が豊富

  • 最寄り駅は大江戸線の西新宿五丁目。住宅街の中にある

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 新宿駅からは徒歩でおよそ15分。交通の便はあまりよくはない住宅街の一角にある「コチン ニヴァース」は、毎日開店前から行列ができる大人気のインドカレー店。その驚きの集客力は、一度味わえばすぐに納得できる。

 聞きなれない店名の「コチン」は、シェフの出身地、インド南部ケララ州の最南端の都市名で、続く「ニヴァース」はその地方の言葉で小さな家という意味を持つ。オープン当時からシェフを務めるラメーシュさんは、日本在住歴30年以上、さまざまなカレー店で経験を積んできたベテランシェフだ。現在は2名のコックと共にカレー作りを担っている。

 この店のカレーは、シェフが小さい頃から食べていたインド南部のカレーの中から、日本人の口に合うものを選んで提供している。バターやギーをたっぷりと使った「宮廷料理」であるインド北部のカレーとは対照的に、脂分が少なく軽い。ココナツオイルを使うところも多いが、この店では、より軽くするため植物性のオイルを使用している。

 平日のランチメニューは800円の「カレーライスセット」から、1050円の「今週のスペシャル」までの5種類。ライスは白米とインド米サフランライスがあるが、後者がお薦め。土日はディナーと同じアラカルトで提供していて、バリエーションもかなり豊富なので、ぜひ一度はトライして欲しい。どれを食べても後悔することはない。

 店をオープンしたきっかけは、オーナー兼サービス担当の石井彩子さんが体調を崩した時に南インド料理と出会い、みるみる回復したことから。以来、その魅力にどっぷりとはまり、気がついたらカレー店で働くことに。そして、9年前に当時一緒に働いていた現在のシェフと、「コチン ニヴァース」を始めたそうだ。

 やっぱりカレーの世界は奥が深いと、いつもの決まり文句が頭をよぎる。こんなにおいしいカレーを食べながら体調まで整えられるなんて、ここはまさにカレー好きならずとも食いしん坊の理想郷だ。

<今回のお店のデータ>
コチン ニヴァース (COCHIN NIVAS)
東京都新宿区西新宿5-9-17 1F
03-5388-4150

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PROFILE

森野真代(もりの・まよ)

写真

ライター&エディター。徳島県出身。外資系ジュエリーブランドのPRを10年以上経験した後にフリーエディターに。雑誌やWebを中心に、旅、食、ファッションなどをテーマに執筆中。無類の食べもの好きでもあり、おいしい店を探し当てる超(?)能力に恵まれている。「唎酒師(ききさけし)」の資格取得後は、自己研鑽も兼ねて各地の酒処の探索に余念がない。友人を招いての家飲みも頻繁に開催。

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