パパって楽しい

「感動しかなかった」NON STYLE石田明、双子の娘たちへの愛はノンストップ!

  • 2018年1月19日

「一卵性の双子だから他の人から見たら同じ顔に見えるんでしょうけど、お姉ちゃんは僕に似ていて、妹の方は奥さんの赤ちゃんの頃にそっくりなんです」

 昨年8月に双子の女の子のパパになった、お笑いコンビ・NON STYLEの石田明さん。結婚して5年、待望の我が子の誕生に「いとおしさがあふれすぎて止まらない」そうで、「ときどきツイッターやブログで子育てのことを書いたり、双子の画像をアップしたりしていますが、あれは自分のイクメンぶりをアピールしようとかそういうことではなくて、もう単純に娘たちへの愛情が抑えきれなくなった結果です」とのこと。

 双子のお子さんについてはたっぷり、そして相方の井上裕介さんの結婚についてはちょっぴり、お話をしていただきました。

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 ずっと子どもがほしかったので、妊娠がわかったときはすごくうれしかったです。しかも一卵性の双子だったから、ある日急におなかの中で2人になっていて……! びっくりしましたが、「一気に2人も!」という喜びの方が大きかったです。

 双子ならなおさら自分も育児の即戦力にならなあかんと思って、産前教室にも積極的に参加しました。そのかいあって、今では沐浴(もくよく)やオムツ替え、着替えもお手のもので、動き回る子どもの服の袖もシャシャシャッと通せます。

 子どもたちが生まれてくるまでは、てんやわんやでした。予定日より2日早かったのに、東京の生放送の仕事が終わって携帯を見たら「破水してこれから帝王切開」という連絡がきていて、それが13時10分。その日は夜沼津で仕事があったから13時56分発の新幹線に乗らなきゃいけなかったんですが、「もしかしたら一瞬で帝王切開してくれるかも」って、冷静に考えたら絶対無理やのに、そのときは居ても立っても居られなくて病院に駆けつけました。

 まあ……案の定無理だったので、後ろ髪引かれながらも予定通りの新幹線で仕事に行きましたけど。でも、嫁さんの前に5人くらい緊急の処置が必要な妊婦さんがいたらしくて、なんとか仕事終わりで立ち会うことができました。というか、ちょっと院内で待たされるくらいだったので、慌てふためいていた心も少し落ち着きました。

 赤ちゃんが生まれた瞬間、声が聞こえた瞬間は、自然と涙があふれてきて何も考えられなかったです。感動しかなかった。赤ちゃんはもっと大きい声で泣くものだと思っていたのに、2人ともか細くて、とてもかわいい声でした。

 双子の先輩パパたちから、「双子は本当に大変。寝る暇もないし、奥さんもテンパって機嫌悪くなる。お前の人生は終わったと思え」と言われすぎていたのが良かったのか、いざやってみたらそんなでもなかったです。両腕で抱っこしたり、寝るタイミングがバラバラだったり。双子ならではの大変さはあるものの、断然可愛さの方が勝ります。全く同じ音程、同じ大きさで同時に泣いている時なんかは、嫁さんと一緒に「かわいいからもうちょっと泣かしとこうか」とシンクロする泣き声を楽しんでいます。

良い意味での「あきらめ」 育児は肩の力を抜いて

抱っこひもも双子仕様。「両腕で双子を抱えているので、いい筋トレになっています。筋肉が左右バランスよくついてきたので、体幹も整ってきているはず」

 うちの場合は双子で良かったなって思うんです。一人娘だったらもう少し育児に対して神経質になっていたかもしれないんですけど、双子だと夫婦どちらかが1人で見ているときはどうしても手が回らないことがある。無理なものは無理とあきらめがつくというか、肩の力を抜いた育児ができている気がします。

 娘たちの世話の中で僕が得意なものを挙げるなら……つめ切りですかね? 得意というか完全に僕の担当で、嫁さんも我が子のつめを切ったことはまだ一度もないんです。出産前、おなかが大きくなって足のつめを自分で切れなくなった嫁さんのを切ってあげていた流れで、娘たちのつめ切りも僕の仕事になりました。おっぱいをあげているすきに、横でササッとやっています。双子の様子が落ち着いていたら、ついでに嫁さんのも。その時間がすごく幸せです。

 それにしても、昨年は芸人さんでパパになった人多かったですよね。麒麟(きりん)の川島さんに、チュートリアルの福田さん。他にも、子どもが同級生になる芸人さんはたくさんいて、奥さんや子どものこと、生命保険はどうしているって話をよくしています。

 そんな中、独身の相方・井上のことを僕がどう思っているのか。そうですねぇ……「40までに美人と結婚して子どもは3人!」が目標のようですが、難しいんじゃないでしょうか。中学からの付き合いですが、あいつ、面倒くさい人なので。たびたびツイッターで「結婚して幸せになりた〜い」ってつぶやいているから、本人には直接「幸せになりたいって言ってるのがまずあかんねん。幸せにしたい人を見つけなさいよ」って言っています。

 大阪で生まれ育った自分が、今では東京で双子用の巨大ベビーカーを押している。ふと、そんな状況を不思議だなぁって感じることがあります。仕事のために上京して東京で暮らすようになってからも、僕にとってはずっと(実家がある)大阪が“帰る場所”だったのに、結婚して子どもが生まれたらいつの間にか東京が“帰る場所”になっていた。

 「お前の人生終わったと思え」と先輩たちに言われましたが、良い意味でその通りでした。人生の主役が、“自分”から“娘たち”に切り替わったから、娘たちがいる場所が僕にとっての帰る場所になったんでしょうね。子どもたちが大人になったときに楽しい思い出がいっぱいあったと思ってもらえるような、笑いの多い家にしていくことがこれからの僕の夢です。

(聞き手・渡部麻衣子)

◆石田明(いしだ・あきら) 1980年2月20日生まれ。お笑いコンビ・NON STYLEのボケ担当。
「嫁さんが一番、家族の写真をおもしろがって撮ってくれています」と話す石田さんの言葉通り、近況をつづったブログツイッターでは、奥さまが撮影したとおぼしき父子写真もときどき公開されている。

2月17日〜3月5日、つかこうへい作の舞台「熱海殺人事件」(東京・紀伊国屋ホール)に出演。チケットの販売は1月20日から。詳細は公式サイト

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