口福のランチ

肉を知り尽くしたシェフのこだわりが味わえる「ヴァッカロッサ」(東京・赤坂)

  • 文・写真 ライター 森野真代
  • 2018年4月11日

国産ブランド牛の“端切れ肉”で作る「ヴァッカロッサバーグ」は肉の味が違う

  • 産地直送のこだわり野菜を使ったサラダはボリュームもあって本格的

  • 本日の日替わりパスタはチーズたっぷりでクリーミーなチキンのスパゲッティ

  • 白で統一された店内は清潔感にあふれ、肉がメインのお店とは思えない

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 おいしいイタリアン特集3店舗目は、ミートファンの間ではかなり有名な渡邊雅之シェフの「ヴァッカロッサ」。イタリア語で“赤牛”が店名とは、肉に魅了されたシェフにぴったりのネーミングだ。

 渡邊シェフは経歴もかなりユニーク。イタリア旅行中に出会ったビステッカ(イタリア語でステーキのこと)に魅了され、レストラン勤めを続けながら、芝浦の食肉市場で2カ月間、無給で働いた。数万頭の牛を見て肉を徹底的に学んだ後、イタリアに渡り、2013年から赤坂「ヴァッカロッサ」のシェフとして腕を振るっている。

 ビステッカを味わうのはゆっくりと時間の取れるディナータイムに任せるとして、シェフの絶品料理はランチタイムでも堪能できる。定番メニューの「Aランチ」は、日替わりのパスタランチ。パン、サラダ、カフェが付いて1050円は、かなりお得だ。自家製パンのクオリティも高く、上質なオリーブオイルをたっぷりとつけて食べると止まらない。サラダは、うまみの濃い産直野菜がたっぷりと食べられる。

 「Bランチ」は、国産赤身牛のラグーソースのタリアテッレや、四万十豚のロース肉のグリル、ヴァッカロッサバーグなど6種類の料理からメインを選ぶ。パスタと同じくサラダ、パン、カフェ付きで1450円だ。

 店を開くにあたり、シェフがこだわったのが、肉を焼く特製トスカーナ暖炉。構造が特別であるため、設置にかなり苦労したが、自分の人生を変えるほど惚れ込んだビステッカを作り上げるにはどうしても必要だったそう。肉は、シェフが惚れ抜いた十勝若牛や土佐のあかうし。どちらも恵まれた環境で健康的に育ったブランド牛だ。

 ランチタイムに、そのこだわり肉を味わえるのが、厳選国産牛を使用した粗切りハンバーグ「ヴァッカロッサバーグ」。切れ端とはいえ選び抜かれた上質な肉を、特製暖炉の薪の火で焼き上げる。しっかりとした肉の塊はステーキに近く、かむごとに肉汁があふれ出し、赤身のうまみが口いっぱいに広がっていく。デミグラスソースやマスタードなど、ソースの味で食べさせるハンバーグとは全くの別物だ。

 白を基調とした店内には自然光が降り注ぎ、明るく開放感にあふれている。この居心地のよさと絶品イタリアン、至れり尽くせりのサービスが人々を足繁く通わせる。

<今回のお店のデータ>
ヴァッカロッサ
東京都港区赤坂6-4-11 ドミエメロード 1F
03-6435-5670
http://vaccarossa.com/
ランチタイムの営業は火曜日~土曜日
第1、第3水曜日はお休み

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PROFILE

森野真代(もりの・まよ)

写真

ライター&エディター。徳島県出身。外資系ジュエリーブランドのPRを10年以上経験した後にフリーエディターに。雑誌やWebを中心に、旅、食、ファッションなどをテーマに執筆中。無類の食べもの好きでもあり、おいしい店を探し当てる超(?)能力に恵まれている。「唎酒師(ききさけし)」の資格取得後は、自己研鑽も兼ねて各地の酒処の探索に余念がない。友人を招いての家飲みも頻繁に開催。

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