1999年に自身の名でブランドを創設。6月のミラノ・メンズコレクションでは、20世紀半ばのミニマリズム(最小限主義)の中でもイームズの作品に着想を得たという最新作を披露した。
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――なぜ家具や建築の要素を服に採り入れるのですか?
「有機的な造形を考える上で、イームズのミニマリズムは完璧だと考えます。服をスペシャルにするのは、ブランドの名を見せるといったことではない。異なる要素を組み合わせて面白いものを作れないかと考えてきましたが、その点でとても参考になるのです。それは巧妙で控えめなやり方ですが、私と顧客の個性だと考えています」
――これまでよりゆとりを感じるシルエットでした。
「少しルーズで、より快適な服が現在の気分です」
――日本人は比較的タイトで丈の短い服を好みます。
「私のブランドはスリムフィットで始まりましたが、特に極東で愛されるスキニー、米国人やロシア人の大きな体にも合うスタンダードと展開してきました。そして2年前に著名な日本人ジャーナリストの声を受け、スーパースキニーも誕生したのです」
「デザインというのは論理的なプロセスです。年齢を問わず、あらゆる体形をカバーするように作ります。その上で提供するのは『テイスト』。自信にあふれた男性は、一定の嗜好(しこう)を持っています」
――ニール・バレットのテイストとは?
「極めて絵画的でありながらミニマルで、リアル。オリジナルで、純度の高い色を使い、手触りがいい服です」
――セカンドライン「ブラックバレット」で自身の関与を強めるそうですね。
「世界観はニール・バレットと変わらない。品質など、すべての要素を保証することが大切だと考えています」
(中島耕太郎)
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