霧と雨に翻弄され大波乱 スーパーGT第4戦(2)
2013年オートバックススーパーGTシリーズは7月27、28日、宮城県のスポーツランドSUGOで第4戦を行った。28日に行われた81周の決勝は、霧と雨に翻弄された27日の予選から一転、青空も顔をのぞかせたが、レース終盤に降り始めた雨のため大波乱が起こった。GT500クラスは6番手スタートのARTA HSV−010(ラルフ・ファーマン/松浦孝亮組)が、GT300クラスは2番手スタートのARTA CR−Z GT(高木真一/小林崇志組)がそれぞれ優勝。10%勾配のストレートを駆け上がって、2台のオレンジ色の編隊がARTAチーム歓喜の中、フィニッシュラインを横切った。スーパーGT冠スポンサーでもあるオートバックスがスポンサードする2台が両クラスでそろって優勝を飾った瞬間だった。
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決勝レースは途中で天候が急転。GT500クラスは、ドライバー交代も終わった50周過ぎ当たりから降り始めた雨のため、上位陣が接触、トラブル、コースアウトで次々と後退する波乱の展開となった。そんな中、着実に順位を上げてきたのがARTA HSV−010の松浦孝亮。先行車の脱落でトップに立ったばかりのKeePer TOM’S SC430(伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ組)の伊藤を終盤にパス。そのまま逃げ切り3年ぶりの優勝を飾った。3位にはMOTUL AUTECH GT−R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)が入った。
GT300クラスは、ポールポジションからレースをリードしていたSUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太組)が雨の中、タイヤ選択を誤り後退。MUGEN CR−Z GT(武藤英紀/中山友貴組)とARTA CR−Z GTのホンダCR−Z同士の争いとなったが、ピットストップの間にARTA CR−Zが先行。そのまま逃げ切り、前戦に続いて2連勝を飾った。クラス3位にはENDLESS TAISAN PORSCE(峰尾恭輔/横溝直輝組)が入った。
第5戦は8月17〜18日、舞台を鈴鹿サーキットに移し、伝統の1000kmレースとして開催される。(文=モータースポーツライター・大西良徳、写真=K.Kobayashi)
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