蒸気機関車「D51200」復活へ(1)

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 梅小路蒸気機関車館(京都市下京区)で構内展示運転用に動態保存されてきたSL「D51200」号機が、2017年度の営業路線での運転に向けて大規模修繕中です。
 D51型蒸気機関車は1936(昭和11)年から1945(昭和20)年にかけて、日本の蒸気機関車として最多となる1115両が製造され、日本でもっともポピュラーな蒸気機関車として「デゴイチ」の愛称で親しまれました。
 D51200号機はそのうちの1両で、1938(昭和13)年に国鉄浜松工場で製造され、愛知県の稲沢機関区を皮切りに主に中部地区で活躍しましたが、岐阜県の中津川機関区を最後に保存のため1972(昭和47)年に同館に移されました。
 長らく構内での展示運転に使用されていましたが、営業路線上を運転するための検査はしておらず、今回の大規模修繕により約45年ぶりの営業路線復活となるわけです。
 2014年の発表から1年あまりがたち、各地で修繕・新製された部品が、同館跡地に建設中の「京都鉄道博物館」にある「梅小路蒸気機関車庫」内に戻され、組み立て段階に入ろうとしています。この様子を解体作業を交えながら数回に分けてお届けします。(文・写真 南博幸、取材協力 JR西日本・サッパボイラ)

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