バイコヌール宇宙基地の廃墟

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 若田光一さんや油井亀美也さんを乗せた宇宙船の発射場としても知られるカザフスタンのバイコヌール宇宙基地。米国のスペースシャトルが引退したいま、ロシアがここから打ち上げるソユーズ宇宙船が、国際宇宙ステーションとの往来を一手に担う。
 そんな華やかなソユーズ発射台のすぐそばに、人々から忘れられた整備棟が二つ建っている。中に保管されているのは、ソ連版スペースシャトルと呼ばれた往復宇宙船「ブラン」とそのテスト機、そして巨大ロケット「エネルギアM」。米ソの激しい宇宙開発競争のさなかに産声をあげ、体制崩壊後は財政難で計画打ち切りとなった。それから四半世紀、人知れず眠り続ける壮大な技術遺産の姿をとらえた写真集から一部を紹介する。

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    PROFILE

    バイコヌール宇宙基地の廃墟

    ミレーブズ・ラルフ

    1978年生まれ。ノボシビルスク、ロシア在住。プログラミング教師

    BOOK

    バイコヌール宇宙基地の廃墟

    バイコヌール宇宙基地の廃墟
    (三才ブックス)
    ミレーブズ・ラルフ 著

    2015年初夏、ソ連版スペースシャトル「ブラン」と「エネルギア―M」が完全な姿で放置されたまま約25年ぶりに発見され、世界中でニュースとなりました。なぜなら、それらはロシア宇宙開発の最前線であるバイコヌール宇宙基地内で、格納庫ごと廃墟となっていたからです。本書は、この朽ち果てた宇宙往復機とロケットの姿を収めた大変貴重な写真集です。撮影したラルフ・ミレーブズ氏は、日本の廃墟を愛し、日本にも住んだこともあるロシア人。航空工学・宇宙工学・宇宙船ファンはもちろん、廃墟好き&廃墟マニア、工場萌えな方、また「スターウォーズ」ファンにもオススメします

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