世界の名車<特別編>グラーツで「メルセデス・ベンツGクラス」に試乗

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 メルセデス・ベンツで最も長寿なモデルはGクラスだ。1979年に発売され、その後モデルチェンジの噂(うわさ)があったものの、現在に至っている。先頃、このGクラスの製造を手掛けるオーストリア・グラーツのマグナ社で生産ラインを見学した。その後、標高1400mの山の斜面にある専用のテストコースで試乗する機会に恵まれた。かつてGクラスは、Gワーゲン、ゲレンデワーゲンとも呼ばれていた。メルセデス・ベンツの開発担当者によると「真のゲレンデワーゲンと呼ばれるのはGクラスだけ」という。ゲレンデワーゲンとは、ドイツ語でオフロードカーのことだ。オフロード性能の高さについて、ある程度は知っているつもりだったが、下りなどの速さに改めて感心した。路面がうねっていても、岩場でも、一気に下っていける性能ぶりは、足回りとブレーキがいかに優れているかの証左である。生産されたうちの7割強が今も走っているという。実は、最もエコなのかもしれない。(文 小川フミオ)

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    PROFILE

    小川フミオ(おがわ・ふみお)

    クルマ雑誌の編集長を経て、フリーランスとして活躍中。新車の試乗記をはじめ、クルマの世界をいろいろな角度から取り上げた記事を、専門誌、一般誌、そしてウェブに寄稿中。趣味としては、どちらかというとクラシックなクルマが好み。1年に1台買い替えても、生きている間に好きなクルマすべてに乗れない……のが悩み(笑)。

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