シリーズチャンピオンは平川・キャシディ組 スーパーGT最終第8戦

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 自動車レースのスーパーGT第8戦が11月11、12日に栃木県のツインリンクもてぎで行われた。今シーズンの最終戦となるもてぎ大会は予選、決勝を通じて好天に恵まれ、スタンドには予選日19500人、決勝日36000人の観客が詰めかけ、白熱のチャンピオン争いを見守った。
 11日の公式予選では#23MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)が唯一コースレコードを更新する圧倒的な速さでGT500クラスのポールポジションを獲得。GT300クラスは上位4台がコースレコードを更新する接戦を制し#4グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也組)がポールポジションを獲得した。
 12日の決勝はスタート直前のローリングでGT500クラスの上位2台が接触し、いずれもボディーを破損するというアクシデントで始まったが、ポールポジションの23号車はそのダメージを物ともせず、後続を寄せ付けない速さをここでも発揮してついに今シーズン初勝利をものにした。しかし、ここまで通算ポイントでランキングトップの#37KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ組)が2位に入ったため、逆転はかなわずシリーズチャンピオンはドライバーズ、チームの両部門とも平川/キャシディ組とLEXUS TEAM KeePer TOM’Sが獲得することになった。
 GT300クラスはピット作業でのタイヤ交換本数の違いが勝敗を分ける展開となり、前輪2本交換の作戦を採った#65LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥組)が無交換作戦の#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一/ショーン・ウォーキンショー組)を終盤に抜き去り今季2勝目を挙げた。ドライバーズ、チーム両部門のチャンピオンは、ポールポジションからスタートし3位に入賞した#4グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也組)が獲得。
 またこの大会にはドイツツーリングカー選手権(DTM)に参戦するメルセデス、アウディ、BMWの3台のレーシングカーが登場。デモ走行やスタート前のパレード走行に参加してレースファンを大いに喜ばせた。DTMとスーパーGTは現在、車両規則の統一と交流戦の開催を目指して継続的に話し合いを行っている。
 スーパーGTの2018シーズンは来年4月に岡山国際サーキットで開幕する予定だ。(文・末廣和久、写真・K.KOBAYASHI、企画・モータースポーツフォーラム)

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