新しい夏フェスが生まれる予感 8月1日から福島で「オハラ☆ブレイク」

  • <PR特集>
  • 2015年7月30日

写真:「オハラ☆ブレイク」は猪苗代湖畔を舞台に開催される 「オハラ☆ブレイク」は猪苗代湖畔を舞台に開催される

写真:様々なジャンルのアーティストが集結(オフィシャルサイトより) 様々なジャンルのアーティストが集結(オフィシャルサイトより)

写真:宮本浩次さんらが数多くのアーティストが、いつもと違うスタイルのライブを行う 宮本浩次さんらが数多くのアーティストが、いつもと違うスタイルのライブを行う

写真:忌野清志郎さんが生前に描いていた絵画も展示される 忌野清志郎さんが生前に描いていた絵画も展示される

写真:美術家の奈良美智さんは今回はDJとして参加。(C)Yoshitomo Nara 美術家の奈良美智さんは今回はDJとして参加。(C)Yoshitomo Nara

写真:「地元の人も本気になり始めて、面白いフェスになりそう」とプロデューサーの菅真良さん 「地元の人も本気になり始めて、面白いフェスになりそう」とプロデューサーの菅真良さん

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 夏フェスの季節が真っ盛り。週末には全国各地で様々な音楽フェスティバルが開催されている。8月1日から9日までの9日間、福島県・猪苗代湖畔で行われる「オハラ☆ブレイク’15夏」は、従来のフェスとは一線を画した、新しいタイプのイベントになりそうだ。人気アーティストたちがどんな形で参加し、どんな表現にチャレンジしていくのかについて、プロデューサーの菅真良さんにインタビューした。

音楽フェスと様々な文化が融合した「大人の文化祭」

――今年が初めての開催。どんなイベントになるのでしょうか?

 ロック音楽を中心にした今までのフェスとは違うものをやってみたい、という目的が大きくあります。東北で「アラバキロックフェス」の責任者を僕は15年間やってきて、音楽関係だけでなく、美術家や写真家などいろんな方との出会いがあった。せっかく出会えたんだから、そういった人たちが、表現の方法を実験できる場所になればと。

 5年前に瀬戸内国際芸術祭に行って、お客さんのリピート率に驚きました。短期集中型のロックフェスとは異なる、「再来させる力」を持っていたんですね。それは音楽フェスだけでは難しいので、常設展示や小説などの企画を通じて、来た人がまた帰ってきてくれたらいいなと思ったのです。

――出演者のリストを見て、小説や絵画、映像などの様々なアーティストが、ミュージシャンと同列に並んでいて驚きました。

 最初の企画時は「カルチャーミックスフェスティバル」という名前で提案していたんです。音楽畑の人でも、映画や小説、写真など様々なアプローチをしている中で、誰かが絵画展をやったり。逆に他の分野の人が、音楽にアプローチしたり。大人が楽しめる、複合型の文化祭のようなものをやっていきたい。今年はほとんどが音楽ですが、いずれは他の文化も色濃く取り入れていきます。

――従来の夏フェスになかったような試みは?

 「ロックの図書館」準備室は、アナログレコードを集めた移動式のライブラリー。期間中にはレコードを借りて併設のカフェとかで聞くことができますし、いずれは全国各地へと飛び出していきます。また、そばなどの特産品を使って新しい名物メニューを開発する「猪苗代☆食堂」は、通常の町おこしとは一味違ったプロジェクトです。

吉井和哉、宮本浩次らが通常と異なるスタイルで登場

――メインとなる音楽のステージでは、どんなアーティストの姿が見られますか?

 出演者には、普段やらないスタイルでのライブをリクエストしています。例えば、8月2日には、あがた森魚さんと吉井和哉さんが出演します。これは、吉井さん自身の音楽のルーツがあがたさんで、ぜひ一緒に曲をやりたいと吉井さんが熱望したのが、そもそもの話。あがたさんも快く受けてくださって実現しました。

 同じ2日の宮本浩次さんも、バンド(エレファントカシマシ)での形にこだわっている人なのですが、今回はソロでアコースティックなスタイルでやってほしいと何とか口説くことができて、宮本さんも本番を楽しみにされているそうです。1日には、ラブ・サイケデリコやアシッドマンが、いつもと違う“アコースティック・セット”で登場しします。

――故・忌野清志郎さんが美術、美術家の奈良美智さんが音楽と、ジャンルもクロスしていますね。

 清志郎さんが生前に描き続けていた、絵画や絵本の原画を常設で展示します。企画の初期段階の5年ほど前から、絶対に清志郎さんで実現しようと決めていて、長女の百世さんにもゴムハンコなどの作品で参加してもらいました。奈良さんはDJとして参加が決まっていて、ただ選曲するだけでなく、曲への思い入れや音楽の歴史などを奈良さんがトークを展開していきます。

――小説家の伊坂幸太郎さんは、どんな形で参加されていますか?

 伊坂さんには現地に何度か来てもらって、猪苗代湖を舞台にした小説を書き下ろしていただきました。Theピーズの曲をモチーフにしたストーリーで、チケットを購入された方々に1冊ずつプレゼントします。冊子にはAR(拡張現実)のコンテンツが隠されていて、iPhoneでアプリを使ってかざすと、有名アーティストが曲をカバーした映像が流れる仕掛けになっています。それが誰なのかは、当日まで楽しみにしていてください。

スローライフを大切に、アーティストも新たな表現に挑む

――ライブ会場としての猪苗代町のロケーションを教えてください。

 猪苗代町で生まれ育った人間として感じるのは、時間がゆっくりと動いていること。「オハラ☆ブレイク」の名前の由来は、民謡の「会津磐梯山」に登場する「小原庄助」と「ブレイク(休息)」の意味で、小原庄助の生き方はスローライフの原点ともいえます。湖と山に囲まれた大自然で、小原さんがもっとリラックスできるような場所が、この会場。湖に浮かんで泳ぎながら楽しめるフェスというのは、なかなかないと思いますよ。

――どんな人が楽しめるイベントになりそうですか?

 「ロックフェスに行くのは大変そうだな」と、普段思っているタイプの人にも来てほしいですね。家でクーラーを付けて本を読んでいるのが好きという方でも、居心地の良くなるような場所づくりを目指しました。タイムテーブルも少し緩やかにしていますので、様々な文化を感じながら、ゆったりと過ごしていただければ。ご高齢の方が参加しやすいようハードルもあえて下げていますので。

――新しく始まったフェスを、将来にどう発展させていきたいと考えていますか?

 アコースティックなコンサートもありながら、いろんな表現者の実験の場であり続けたいですね。ヨーロッパでは、音楽に芸術や教育、テクノロジーが融合した最先端のイベントが行われていますが、日本ではまだ定着していません。新しい何かがフクシマから生まれる予感がして、参加するアーティストも僕たちもワクワクを感じています。アーティストたちが未完成からスタートして新しい表現に挑む、そんな記念すべき第一歩を、皆さんと一緒に体感できればと思います。

◆「オハラ☆ブレイク ’15夏」
日程:8月1日(土)~9日(日)
場所:猪苗代湖畔・天神浜(福島県猪苗代町)
チケット:発売中
オフィシャルサイト:http://oharabreak.com/
参加アーティスト:
【音楽】outside yoshino / 青谷明日香 / あがた森魚 / 浅井健一 / ACIDMAN(Acoustic Set) / 新谷祥子 / 安藤裕子 / 井上侑 / ウクレレジプシー(キヨサク from MONGOL800) / 大木温之(Theピーズ) / 大島花子 / 大友良英 / おおはた雄一 / 勝井祐二 / Kitazawa Floor Service(ONION RECORDS) / Caravan / コトリンゴ / 口笛太郎 / ゴンチチ / サニーデイ・サービス / 関取花 / 世武裕子 / 曽我部恵一 / 高田漣 / 竹原ピストル / 田島貴男(ORIGINAL LOVE) / チバユウスケ / つじあやの / DJ Mighty(mightysound / カフェオヤジ) / 寺尾紗穂 / トータス松本 / TOSHI-LOW(BRAHMAN / OAU) / DON’T ASK / 奈良美智 / パイナップル独りウェイ / ハナレグミ / ましまろ / MANNISH BOYS / 宮本浩次(エレファントカシマシ) / 山口一郎(サカナクション) / 憂歌兄弟 / U-zhaan / 吉井和哉 / YOK. / LOVE PSYCHEDELICO(Premium Acoustic Set) / Rei / 麗と蘭(仲井戸麗市・土屋公平)
【小説】伊坂幸太郎
【美術】忌野清志郎 / 黒木ユタカ / ZAZZU / 千葉英明 / TOMOVSKY / 中川和寿 / はじまりの美術館 / ピクニカモンスターズ / manic / MIMURI / 百世 / 吉野有里子 / Rhizomatiks / 渡辺孝行
【技術】AR三兄弟
【写真】Elements of light -それぞれの光- / 澁谷征司 / 中村ハルコ / 野口勝宏×「福島の花」プロジェクト
【演劇】ペテカン
【ファッション】板垣佳珠弓
【ヨガ】meico
【映像】真鍋大度(Rhizomatiks)

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