芝浦工大・環境システム学科の全教員で合同出版  ~システム思考で、解決するための「しくみ」を学ぶ~

  • 2017年1月26日
(@Press) - 芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)の環境システム学科の教員11人および機械制御システム学科の教員1人は、共著で「都市をつくりかえるしくみ」を彰国社より出版しました。
都市計画から経済理論まで、さまざまなバックグラウンドを持つ教員らが、これからの都市のあり方について、専門の領域を深めるのではなく、関連領域を盛り込み、“システム思考”という一本の糸で結び編集した本書。問題解決の具体策だけでなく、解決するための「しくみ」を学べるよう構成しました。


■書籍情報
編著  :専門性をつなぐ参画のしくみ研究会
     (研究会名は、芝浦工大システム理工学部の
     教育理念を言い換えたもの)
サイズ等:B5・264頁
価格  :定価(本体 3,000円+税)
ISBN  :978-4-395-32081-3
発売日 :2016年12月(発売中)


■本書のポイント
1. 環境システム学科の専門教員全員が共著で出版。関連領域を盛り込み、システム思考という一本の糸で結んだ。

2. ハード面だけでなく、ソフト面を含めて総合的に都市をとらえる視点が身につく。

3. 都市‐建築‐土木‐環境系学科を統合した領域の学習ができる。


■内容紹介
都市や地域の問題解決には多様な専門職が参画しますが、そこでは専門領域だけでなく、現状を抽象化する力、他者と共有できる力、検証する力が求められます。本書は、都市問題に取り組む際、問題を整理・共有する段階でシステム思考をとることを提案。経済理論・システム工学・都市マネジメント・都市防災・景観計画・環境行政・建築設計・建築構造・環境共生・環境工学など多様な背景を持つ執筆陣が、総合的な都市問題解決へのアプローチを示します。


■編集趣旨
本書は、ハードが先行しやすい従来のとらえ方だけではなく、人・コトといったソフトな面も含め、都市を総合的にとらえ、それを「つくりかえるしくみ」を構築する必要があるとの認識に立っています。それぞれの問題解決の具体策は個別解であり一般解として語ることはできませんが、解決するための「しくみ」を構築する方向は一般化して語ることができるのではないか。そう考えて、本書を『都市をつくりかえるしくみ』と題しました。本書の特徴は、ある領域を深めるのではなく、関連領域を盛り込み、しかも、それをただ羅列するのではなく、システム思考という一本の糸で結んでいる点にあります。他大学の都市‐建築‐土木‐環境系学科を統合した新設学科での教科書採用を促進することで、システム思考で問題解決を導く「しくみ」を全国に浸透させていきたいと考えています。


■目次と執筆分担
第1章 都市をつくりかえる
1.1 都市(まち)とは(作山康)
 1.1.1 都市とは
 1.1.2 まちとは

1.2 これまでの都市がどのようにつくられてきたか
 1.2.1 都市にかかわる仕事の広がり(三浦昌生)
 1.2.2 都市にかかわる仕事の内容(三浦昌生)
 1.2.3 社会・技術基盤の変化(小山友介)
 1.2.4 タコツボ的な専門性からシステム的な総合性へ(小山友介)

1.3 都市を考えるためのプラットフォームの構築
 1.3.1 社会モデルの構築(小山友介)
 1.3.2 問題解決型システムズアプローチ(長谷川浩志)

第2章 都市の課題の捉え方
2.1 人口減少・少子高齢化(作山康)
 2.1.1 人口の推移と将来予測
 2.1.2 人口減少の問題
 2.1.3 高齢化社会の課題
 2.1.4 縮小都市においてまちづくりをどう考えるか

2.2 自動車社会の進展とまちなかの空洞化(中野恒明)
 2.2.1 大都市部における人口集中と郊外化の進展
 2.2.2 地方のまちの中心市街空洞化現象
 2.2.3 自治体財政とインフラ(社会資本)の維持
 2.2.4 新しい時代の環境都市への模索

2.3 自然災害・都市災害(中村仁)
 2.3.1 災害を知る
 2.3.2 災害に備える
 2.3.3 レジリエンスを高める

2.4 都市の環境と物質・エネルギー系の課題(松村隆)
 2.4.1 都市と環境とのかかわり
 2.4.2 都市における環境問題
 2.4.3 都市環境問題への対策アプローチの視点と手法

第3章 関連づけて解いていく
3.1 多彩なモデルで関連を探る
 3.1.1 建築タイプについて「(ヒト⇔モノ+情報)/環境」のシェルター
     (菊池誠)
 3.1.2 インフラとしてのソフトコンピューティング(堤和敏)
 3.1.3 人・建築・まち・環境をつなぐモデル化
     価値を創発するデジタルデザイン BIM・CIM(澤田英行)
 3.1.4 自然の力を生かした都市づくり
     サステイナブル社会に向けた環境基盤の整備(増田幸宏)

3.2 参画のための工学
 3.2.1 都市(まち)づかいのモデル化
     市民参加と都市環境デザイン 時間軸を取り込む(中野恒明)
 3.2.2 地域の住環境問題を住民との協働で解決する技術(三浦昌生)
 3.2.3 ボトムアップの支援技術
     環境教育・ESDによる人材育成(中口毅博)

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(提供:@Press

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