ノジュール

<第11回>東京時間旅行

  • 文 竹内寛文
  • 2014年3月31日
国立霞ヶ丘陸上競技場(写真 宮地工)

写真:東京時間旅行モデルプランを特集した定期購読誌『ノジュール』4月号は発売中 東京時間旅行モデルプランを特集した定期購読誌『ノジュール』4月号は発売中

写真:レンガ積みの鉄道遺構を生かしたマーチエキュート(写真 宮地工) レンガ積みの鉄道遺構を生かしたマーチエキュート(写真 宮地工)

写真:道路元表もたつ日本橋(写真 宮地工) 道路元表もたつ日本橋(写真 宮地工)

写真:築地市場の「うなぎの福せん」。ふだん着の店へ(写真 松澤暁生) 築地市場の「うなぎの福せん」。ふだん着の店へ(写真 松澤暁生)

 新旧が同居する首都・東京。常に新しく生まれ変わるメガシティーですが、細部に目をやると、江戸~近代~現代と、複層的な時代の痕跡が楽しめる「名所」が残っています。そこでこの春は“時間旅行”をするような散策を楽しんでみては?

■江戸~昭和が入り混じる神田かいわい

 今年、築100年を迎える東京駅から、江戸っ子の総鎮守、神田明神のある御茶ノ水へ。明治・大正の遺構や建築を生かした最新スポットあり、昔と変わらぬ湯島の聖堂、神田のニコライ堂、旧万世橋駅の赤レンガ……。じっくり見て歩くと、江戸時代から現代まで、東京の変遷がたどれます。

■新緑の公園と名建築めぐり

 1964年東京五輪から今年で50年。当時つくられた名建築が都内の緑の中に点在しています。取り壊しが決まり、今しか見学できない国立競技場、丹下健三の代々木競技場(体育館)、北の丸にある武道館をつなぐと、神宮外苑、代々木公園、北の丸公園と東京のオアシスをつなぐルートに。新緑の心地よい名建築散歩が楽しめます。

■日本橋が面白い

 首都高速が覆いかぶさる日本橋。昔の空を取り戻そうという動きもありますが、この状況を逆手に取って、川から都心を散歩しようというリバークルーズが人気です。乗り場は日本橋のたもと。江戸の中心としてにぎわった日本橋かいわいから1時間ほどの船旅を楽しんだら、コレド室町など最新のショッピング施設もぶらりと。

■今こそ築地へ

 早朝からにぎわう築地。寿司店などの行列の店をのぞくのもいいですが、場外の路地の雰囲気や魚河岸の人々が守ってきた神社など、素顔に触れる旅は移転前の今こそ。元祖ファストフードの丼でササっと食事をしたり、喫茶で小休止したり、築地の人びとの日常に触れる魚河岸歩きはいかが。

■ノジュール:鉱物学の専門用語で硬くて丸い石球(団塊)のこと。「団塊の世代」の語源となったもので、球の中心にアンモナイトや三葉虫などの化石が入っていることがある。(下記PROFILE画像)

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PROFILE

竹内寛文(たけうち・ひろふみ)

1999年JTB出版事業局(現・JTBパブリッシング)入社。旅行ガイドブック、月刊誌『旅』の編集を経て、2007年から定期購読専門誌『ノジュール』事業部で編集、物販などを担当。2013年より同誌編集長。


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