ノジュール

<第13回>「青春18きっぷ」で“オトナ旅”

  • 文 竹内寛文
  • 2014年6月30日
『ノジュール』7月号の巻頭グラビアは鉄道写真家・中井精也さんの“ゆる鉄”風景。こちらは高原列車で知られるJR小海線青沼駅

写真:『ノジュール』7月号「50代からの『青春18きっぷ』」特集は発売中。表紙の写真は兵庫県~岡山県をつなぐ姫新(きしん)線(写真 中井精也) 『ノジュール』7月号「50代からの『青春18きっぷ』」特集は発売中。表紙の写真は兵庫県~岡山県をつなぐ姫新(きしん)線(写真 中井精也)

写真:世界遺産に加わった「富岡製糸場」もメインの旅先候補。『ノジュール』のおすすめは、絹の道こと八高(はちこう)線でのまわり道(写真 伊藤千晴) 世界遺産に加わった「富岡製糸場」もメインの旅先候補。『ノジュール』のおすすめは、絹の道こと八高(はちこう)線でのまわり道(写真 伊藤千晴)

写真:さらに足を延ばして碓氷(うすい)峠の鉄道遺構へ。レンガ造りのめがね橋の他、涼やかなトンネル歩きも楽しめます(写真 伊藤千晴) さらに足を延ばして碓氷(うすい)峠の鉄道遺構へ。レンガ造りのめがね橋の他、涼やかなトンネル歩きも楽しめます(写真 伊藤千晴)

写真:天空の城として大人気の竹田城(兵庫県朝来<あさご>市)は、実は駅近。といっても、城跡の麓(ふもと)にあるJR播但(ばんたん)線竹田駅から徒歩約30分(写真 中村雅和) 天空の城として大人気の竹田城(兵庫県朝来<あさご>市)は、実は駅近。といっても、城跡の麓(ふもと)にあるJR播但(ばんたん)線竹田駅から徒歩約30分(写真 中村雅和)

 日本全国のJR線に乗り放題となるフリーきっぷ「青春18きっぷ」。夏のローカル線旅のお供としてすっかり定着し、最近では熟年世代の旅にも大いに活用されています。5回(日)分で1万1850円。1日あたり2370円で出かけられる計算です。「青春18きっぷ」を使って、気ままな“オトナ旅”を計画するためのポイントを紹介します。

■ポイント(1)元を取ったら気ままな旅を

 1日2370円を有効活用する目安は、どこまで行けば元が取れるかの見当をつけておくことから。おおよそ片道80km以上、普通列車で2時間程度ゆられた距離を往復すると“おトク”となります。これを目安に、どこまで足を延ばすか、回り道をするか、ぶらりと途中下車してみるか、行程を工夫すると気ままな旅が楽しめます。

■ポイント(2)目的地を定めて出かける

 旅先を定めずに「風の向くまま、気の向くまま……」という寅さんスタイルの旅も憧れるものですが、メインの目的地だけは決めておくことをおすすめします。例えば、世界遺産を訪ねる、憧れの○○城へ、あの店のランチを食べに行く……など。達成感を得られると、旅の印象も深まるもの。同好の人と道連れで旅を楽しむことができるのも、5回分が1枚になっている「青春18きっぷ」の特長です。

■ポイント(3)“ちょっぴり贅沢(ぜいたく)”を組み込む

 電車賃がお安くすんだ分、旅先では少し食事を張り込んだり、お土産を買ったり、適度に“小さなご褒美”を組み入れましょう。帰路は普通列車のグリーン車や、新幹線や特急に乗ってラクをするのも、オトナの旅ではアリでしょう。首都圏の通勤路線を走る2階建てグリーン車は「青春18きっぷ」に数百円のグリーン料金を追加すればOK! 新幹線や特急は特急券の他に乗車券も必要になりますが、時間的にもカラダ的にも断然ラクです。

■ノジュール:鉱物学の専門用語で硬くて丸い石球(団塊)のこと。球の中心にアンモナイトや三葉虫の化石などの“宝物”が入っていることがある。(下記PROFILE画像)

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PROFILE

竹内寛文(たけうち・ひろふみ)

1999年JTB出版事業局(現・JTBパブリッシング)入社。旅行ガイドブック、月刊誌『旅』の編集を経て、2007年から定期購読専門誌『ノジュール』事業部で編集、物販などを担当。2013年より同誌編集長。


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