ノジュール

<第16回>ご朱印めぐりと紅葉狩り

  • 文 竹内寛文
  • 2014年9月30日
京都郊外にたたずむ常照皇寺の見事な紅葉。こちらでもご朱印がいただけます(写真 中田 昭)

写真:『ノジュール』10月号「古都の隠れ紅葉とご朱印めぐり」は発売中。表紙写真は京都・鹿王院(写真 中田 昭) 『ノジュール』10月号「古都の隠れ紅葉とご朱印めぐり」は発売中。表紙写真は京都・鹿王院(写真 中田 昭)

写真:今年は60年に一度の午年総開帳。写真は馬頭観音をまつる橋立堂(写真 宮地工) 今年は60年に一度の午年総開帳。写真は馬頭観音をまつる橋立堂(写真 宮地工)

写真:ひとめぐりで10のご朱印がいただける、立石寺。こちらも紅葉の名所(写真 小松ひとみ) ひとめぐりで10のご朱印がいただける、立石寺。こちらも紅葉の名所(写真 小松ひとみ)

写真:かわいらしいご朱印帳が女性に人気の東京・国立市「谷保天満宮」 かわいらしいご朱印帳が女性に人気の東京・国立市「谷保天満宮」

 いま「ご朱印めぐり」が人気です。そもそも、霊場を巡拝する「巡礼旅」の一つの形ですが、最近ではお気に入りの「ご朱印帳」の入手をきっかけに、寺社めぐりを始めたという方も多いようです。“入門”のきっかけは様々ですが、寺社をめぐる新たな旅の形として、注目されるようになりました。

 その代表例が、開創1200年を迎え、多くの巡拝者を集めている四国八十八カ所。ご存じの四国遍路です。遍路の心は道中にあるといわれますが、札所にあたる寺院ではご朱印をいただくことができ、日本最古のスタンプラリーともいわれています。今年は開創1200年を記念したスタンプを押していただけるということで、とくに賑(にぎ)わっているようです。

 関東では、秩父札所に注目です。今年は60年に一度の「甲午年総開帳」にあたり、秘仏のご開帳などが、11月18日まで行われています。里の小さな寺をめぐり、山々の紅葉を愛でつつ、ご朱印ハイクを楽しむ旅はいかがでしょう。

 また、一つの境内でご朱印集めができる寺院もあります。芭蕉の句で知られる山寺こと、山形・立石寺(りっしゃくじ)では、全山をひと回りする間に、諸堂で10ものご朱印をいただくことができます。

 このほか、自分自身のまわり方で、気軽に始められるのがご朱印めぐりのいいところ。テーマを定めて、あるいはマイルールで、思い思いに第一歩を踏み出すことができるのです。

 一つひとつ、手書きでしたためられる「ご朱印」をいただくうちに、ふと、ご自身の心と向き合う瞬間が訪れるはず。そうやって時々立ち止まりながら、紅葉に彩られた古寺や古社へと、出かけてみてはいかがでしょうか。

 事前に知っておきたいマナーや手順などの基礎知識は、ぜひ発売中の『ノジュール』10月号でご確認ください。

■ノジュール:鉱物学の専門用語で硬くて丸い石球(団塊)のこと。球の中心にアンモナイトや三葉虫の化石などの“宝物”が入っていることがある。(下記PROFILE画像)

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PROFILE

竹内寛文(たけうち・ひろふみ)

1999年JTB出版事業局(現・JTBパブリッシング)入社。旅行ガイドブック、月刊誌『旅』の編集を経て、2007年から定期購読専門誌『ノジュール』事業部で編集、物販などを担当。2013年より同誌編集長。


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