ノジュール

<第17回>「ひとり旅」を楽しむコツ

  • 文 竹内寛文
  • 2014年10月31日
歴史ある町をじっくり散策してみては? 写真は石畳が美しい九州の城下町・杵築(きつき)(写真 中田浩資)

写真:『ノジュール』11月号は発売中。表紙は別府温泉 『ノジュール』11月号は発売中。表紙は別府温泉

写真:ニッカウヰスキー余市蒸留所(北海道)。見学や試飲が楽しめます(写真 亀畑清隆) ニッカウヰスキー余市蒸留所(北海道)。見学や試飲が楽しめます(写真 亀畑清隆)

写真:ひとり寿司でご当地の味を、ほどよく堪能。『ノジュール』で紹介している「瀬戸内にぎり」(広島県尾道)(写真 宮地工) ひとり寿司でご当地の味を、ほどよく堪能。『ノジュール』で紹介している「瀬戸内にぎり」(広島県尾道)(写真 宮地工)

写真:尾道の古寺の裏手に、知られざる絶景展望台が! こんな発見も楽しみ(写真 宮地工) 尾道の古寺の裏手に、知られざる絶景展望台が! こんな発見も楽しみ(写真 宮地工)

 『ノジュール』では、昨年に続き、自由気ままに楽しむ「ひとり旅」を特集しています。秋風に誘われてぶらりと出かけたいものですが「ひとり」ならではを楽しむには、いくつかコツがあります。

 まず、旅先選びに困ったら、テーマや目的地を絞ること。同行者を気遣うことなく出かけるチャンスですから、歴史、美術、鉄道、温泉、食など、自分のこだわりを思い切り発揮して、目的を定めると計画がしやすくなります。例えば、お酒好きの人なら、NHKの朝ドラで話題になっているウイスキーの蒸留所見学はいかがでしょう。じっくり学び、チビリと試飲するオトナの楽しみは、秋冬こそおすすめ。歴史好きの方なら、気になっている城下町に宿をとり、じっくり滞在してみると、周遊観光では出あえない町の表情をうかがい知ることができます。来年の大河ドラマの舞台となる山口県・萩もひとり旅におすすめです。

 ちなみに『ノジュール』では、食を旅の目的にした“ひとり寿司(ずし)”の旅を紹介しています。記事を執筆した旅ツウの柏井壽(ひさし)さんによると「ひとり旅の大敵は、他人の目というやつで、これが気にかかると、旅が落ち着かない」。食事は、ひとり旅においても楽しみのひとつですが、ひとりだからこその“不安”があるのも事実。そこで他人の目が気にならない、寿司店というわけです。初めての店でも、カウンターに溶け込むような意識で楽しめばOK。回転寿司から極上の名店まで、予算や雰囲気などに応じて、自分にとって適度な店を選べることと、当地の味がほどよく味わえること、ちょっとしたコミュニケーションが楽しめることも利点です。

 最後に、旅先でポッと時間ができたら、とにかく町を歩いてみることをおすすめします。同行者がいないからこそ、思わぬ発見や出あいがあるもの。ちょっとした風景が、忘れられない光景になることも。いざ、自分だけのひとり旅へ!

■ノジュール:鉱物学の専門用語で硬くて丸い石球(団塊)のこと。球の中心にアンモナイトや三葉虫の化石などの“宝物”が入っていることがある。(下記PROFILE画像)

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PROFILE

竹内寛文(たけうち・ひろふみ)

1999年JTB出版事業局(現・JTBパブリッシング)入社。旅行ガイドブック、月刊誌『旅』の編集を経て、2007年から定期購読専門誌『ノジュール』事業部で編集、物販などを担当。2013年より同誌編集長。


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