ノジュール

<第18回>おこもり温泉でリフレッシュ!

  • 文 竹内寛文
  • 2014年11月28日
一軒宿でじっくり過ごす“おこもり旅”の幸せ。写真は雪の岩手・大沢温泉(写真 小松ひとみ)

写真:定期購読雑誌『ノジュール』12月号は発売中。表紙は下呂温泉 定期購読雑誌『ノジュール』12月号は発売中。表紙は下呂温泉

写真:昭和気分で冬ごもりしたい信州・渋温泉。「面白屋」の射的は15発で500円也!(写真 清澤謙一) 昭和気分で冬ごもりしたい信州・渋温泉。「面白屋」の射的は15発で500円也!(写真 清澤謙一)

写真:温泉達人・飯出敏夫さんおすすめ、大沢温泉の大露天風呂「大沢の湯」で、極楽気分の朝風呂(写真 小松ひとみ) 温泉達人・飯出敏夫さんおすすめ、大沢温泉の大露天風呂「大沢の湯」で、極楽気分の朝風呂(写真 小松ひとみ)

写真:にごり湯自慢の地獄温泉では、夕食もお楽しみ。山の幸を存分に味わえる地獄鍋(写真 松隈直樹) にごり湯自慢の地獄温泉では、夕食もお楽しみ。山の幸を存分に味わえる地獄鍋(写真 松隈直樹)

 昭和レトロな情緒を残す温泉街や、静かな秘湯の一軒宿に冬ごもり気分で逗留(とうりゅう)する、おこもり温泉旅はいかがでしょう。

 草津、伊香保、別府など、賑(にぎ)やかな温泉街も楽しいですが、おこもり旅にはもう少し規模の小さい山間の温泉地がおすすめです。

 長野県の渋温泉は長野駅から長野電鉄で約1時間、終点の湯田中駅からバスで20分ほどの温泉街。木造の温泉旅館が建つ味わい深い温泉場です。射的場に卓球場などの懐かしい遊びも健在。50年続く喫茶店もあり、昭和気分での逗留が楽しめます。(※11月22日の地震の被害はなく、通常通り営業中)

 岐阜の名湯、下呂(げろ)温泉は名古屋からJR特急で約1時間30分。好みの3軒の旅館や共同湯で立ち寄り入浴ができる「湯めぐり手形(1300円)」を手に入れ、ハシゴ湯をぜひ。

 山陰地方では鳥取県の三朝(みささ)温泉がおすすめ。近年、射的や手打ちパチンコなどで遊べる「娯楽場」が復活し、また、独自の落語会を行ったりと逗留が楽しい温泉場です。さらに、温泉病院と連携した温泉療法の相談もでき、温泉街ぐるみで現代湯治にとりくんでいます。鳥取空港からバスで約1時間、大阪、神戸からも直通の高速バスが出ています。

 ひっそり閑を求めるなら一軒宿へ。岩手、花巻温泉郷の一つ、大沢温泉は渓谷沿いの名湯。こちらは、昔ながらの「自炊部」と、2タイプの「旅館棟」からなる「一軒宿」で、好みのスタイルで滞在できます。雪見の露天風呂は格別。

 九州では、阿蘇南麓に“にごり湯づくし”の一軒宿があります。地獄温泉という恐ろしげな名称ですが、地場の食材を生かした料理も好評で、女性にも人気。自慢のにごり湯は、内湯から露天風呂まで回りきれないほど。

 一年で一番忙しい季節到来。湯よし、味よし、気分よしのおこもり温泉で、ココロとカラダのリフレッシュを!

■ノジュール:鉱物学の専門用語で硬くて丸い石球(団塊)のこと。球の中心にアンモナイトや三葉虫の化石などの“宝物”が入っていることがある。(下記PROFILE画像)

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PROFILE

竹内寛文(たけうち・ひろふみ)

1999年JTB出版事業局(現・JTBパブリッシング)入社。旅行ガイドブック、月刊誌『旅』の編集を経て、2007年から定期購読専門誌『ノジュール』事業部で編集、物販などを担当。2013年より同誌編集長。


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