ノジュール

<第20回>一日1万円の旅!

  • 文 竹内寛文
  • 2015年1月30日
県立博物館になっている関宿城。実は夕焼けの“名所”だった!(写真 宮地 工)

写真:バス停名に惹(ひ)かれて途中下車した泉麻人さん。埼玉県内にて(写真 宮地 工) バス停名に惹(ひ)かれて途中下車した泉麻人さん。埼玉県内にて(写真 宮地 工)

写真:三崎港近くには味わいのある路地があり、元気な鮮魚店も営業中(写真 白川 淳) 三崎港近くには味わいのある路地があり、元気な鮮魚店も営業中(写真 白川 淳)

写真:整備された神戸ミュージアムロードは、JR灘駅からすぐ(写真 清澤謙一) 整備された神戸ミュージアムロードは、JR灘駅からすぐ(写真 清澤謙一)

写真:『ノジュール』2月号は発売中。表紙は北海道鶴居村の原野(写真 三好和義) 『ノジュール』2月号は発売中。表紙は北海道鶴居村の原野(写真 三好和義)

 1万円あったら何をしますか? 答えは人それぞれでしょうが、旅に出るとしたらどんな風に過ごせるか。宿泊込みで1万円となると、少々ケチケチ旅行になってしまいますが(それもまた楽しいのですが)、日帰りと決めて一日を満喫しようとすると、案外色々なことが実現できるものです。『ノジュール』2月号で掲載しているプランから、例えばこんな旅……を紹介します。

■3県乗り継ぎ、路線バスの旅

 埼玉県内にある東武線の駅から、バス旅の始まり。江戸川を渡り、醤油(しょうゆ)の町で知られる千葉県野田市へ。さらにバスを乗り継いで北へ向かうと、写真の天守閣が! 関東平野の真ん中、利根川と江戸川が分岐する“川の三叉路(さんさろ)”に立つ関宿城です。城の対岸は茨城県。水運で栄えた町に寄り、駅へ戻る一日バスの旅。『ノジュール』ではこのコースを、バス旅を愛するエッセイスト、泉麻人さんが旅しています。昼食に鰻重(うなじゅう)を食べて、締めて9662円也でした。

■断然おトク! フリーきっぷの旅

 京急電鉄が発売しているフリーきっぷを使うと、2人で1万円というお値打ち旅ができます。きっぷの名はズバリ「みさきまぐろきっぷ」。乗車駅から三浦半島の三崎口駅までの往復と、まぐろの水揚げで知られる三崎港周辺のバスが乗降自由。さらに、観光券とまぐろ料理の食事券付き。2人で旅をして、まぐろのサクをお土産に買っても、1万円でお釣りがきます。

■復興神戸で、アート三昧(ざんまい)の旅

 大阪からは、今年で震災復興20年となった神戸へ。目指すはJR灘駅周辺で南北に延びる「神戸ミュージアムロード」。二つの美術館を鑑賞し、フレンチのランチコースをいただいて、じっくり過ごす贅沢(ぜいたく)な一日。中華街でお土産を買って、ほぼ1万円の旅ができます。

 最近は、LCCの路線拡大によって、1万円で行ける行動範囲がグングン広がっています。チケットによっては往復1000km超えの1万円日帰り旅行も可能な時代。皆さんも自分ならではの1万円旅を計画してみてはいかがでしょうか。計画のポイントは目的地の定め方とアクセスの選び方。詳細は『ノジュール』2月号で紹介していますのでご活用ください。

■ノジュール:鉱物学の専門用語で硬くて丸い石球(団塊)のこと。球の中心にアンモナイトや三葉虫の化石などの“宝物”が入っていることがある。(下記PROFILE画像)

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PROFILE

竹内寛文(たけうち・ひろふみ)

1999年JTB出版事業局(現・JTBパブリッシング)入社。旅行ガイドブック、月刊誌『旅』の編集を経て、2007年から定期購読専門誌『ノジュール』事業部で編集、物販などを担当。2013年より同誌編集長。


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