ブラボー★NIPPON

人気の和食を楽しみながら「レッツ・阿波ダンス!」

  • 新宿 阿波おどり
  • 2015年6月11日
目標は、日本人が海外の友達を連れて行きたい店日本一。
「新宿 阿波おどり」の魅力はフォトギャラリーで、どうぞ。

 「ヤットサー」「あ、ヤットヤット!」。笛や太鼓、鉦(かね)の奏でるリズムに合わせて、威勢のいい掛け声が響く。それに合わせて徳島の郷土芸能・阿波おどりを踊っているのは、なんと外国人観光客。最初は少々戸惑っていたが、たちまちリズムを体に取り込んで「踊らにゃ損々」とばかりに次々と踊りの輪に加わっていく。彼ら彼女らが興に乗るにしたがって、その場の空気がぐんと、上がる。

新宿 阿波おどり

さぁ、レッツ・ダンス!

新宿 阿波おどり

華やかに舞う「女踊り」

 東京・新宿駅のほど近くにある居酒屋「新宿 阿波おどり」は約3年前、徳島料理を紹介する店としてオープンした。その頃から客を交えた1日2回の「阿波おどりショー」を目玉にしていたが、昨年9月、「視点を変えたら海外の人に喜んでもらえるのではないか」という思いから訪日外国人でも楽しめる店にリニューアルした。ショーや、特産のスダチや地鶏・阿波尾鶏を使った徳島料理はそのままに、すしや焼き鳥、しゃぶしゃぶなど外国人に人気の和食をメニューに追加。「ここに来れば〝ザ・日本〟という雰囲気の中で定番の和食が必ず食べられる。目指しているのは、日本人が海外の友達を連れて行きたい店日本一です」と同店を手がけるダイヤモンドダイニングの広報・小江宏美さんは話す。

 外国人の団体客や仕事帰りのサラリーマンが店を埋め尽くした金曜の夜7時半、ふいに店内が暗転する。スポットライトで再びステージが照らされると、いよいよ華やかなショーの始まりだ。出演するのは、東京で58年の歴史を誇る「高円寺阿波おどり」を主催する「高円寺阿波おどり連協会」所属の団体。「連」と呼ばれる20の団体が日替わりでステージに立ち、それぞれちがった衣装や踊りで観客を楽しませてくれる。  

新宿 阿波おどり

男性の肩に手ぬぐいがかけられているのを発見!

 この日出演したのは、1966年に設立し連員数100人を誇る「葵新連」。普段は外国人と一緒に踊る機会はめったになく、「阿波おどりをまったく知らない人に一から知ってもらうところから始めなければいけないし、コミュニケーションの取り方が難しいですね」と言う。「でも外国人は動きが違うし、恥ずかしがらずに自分から動けるので、盛り上がり方が圧倒的に違う。自分も踊っていて気持ちがいいです」

 ショーでは一番上手な人、一番楽しそうに踊っていた人に、連から手ぬぐいと表彰状が贈られる。今回、見事チャンピオンに輝いたのは仕事でインドネシアのジャカルタに住んでいるメキシコ人男性。旅仲間にこの店を知っている日本人がいて、連れてきてもらったという。「初めてなので興奮しているし、ホスピタリティーを感じています。しかもチャンピオンになれてとても幸せ」という彼に、踊りは難しくなかったですか? と聞くと「ラテン人はこんなもの。歌うことも踊ることも簡単さ」。ステージ上で表彰されつつ、「チャンピオンの踊りです。レッツ・ダンス!」と振られると、再び堂々としたダンスを披露。割れんばかりの拍手と歓声に、いったん収まっていた店内の熱がまた、戻ってきた。

(文 加藤千絵)
(写真 加藤千絵/ダイヤモンドダイニング)


場所名:新宿 阿波おどり
住所:東京都新宿区新宿3-18-4 セノビル5階
アクセス:JR・東京メトロ新宿駅から徒歩2分
電話:03・3226・2855
ホームページ:http://www.diamond-dining.com/
メモ:営業時間は午後5時~11時半(金・土・祝日の前日は翌午前4時まで)。無休。阿波おどりのショーは7時半と9時半の2回。ステージが間近に見られるオープンテーブル席のほかにカウンター席や個室などもある。

マウスホイールのスクロールでも見ることができます
(Windows IE6以降・Mac Safari3以降推奨)
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