京都非公開文化財 2016春の特別公開

圧倒する神の一筆 伏見稲荷大社

  • 編集委員・小滝ちひろ
  • 2016年4月26日

棟方志功が書いた「稲荷大明神」の掛け軸=京都市伏見区、佐藤慈子撮影

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 春の「京都非公開文化財特別公開」(京都古文化保存協会主催、朝日新聞社特別協力)が29日~5月8日、京都市と京都府八幡市の社寺17カ所で開かれます。開幕を前に、貴重な文化財を紹介します。

京都非公開文化財 2016春の特別公開

特集「京都 よむ・みる・あるく」

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 版画家・棟方志功(むなかたしこう)は1960年、京都滞在中に伏見稲荷大社で「鎮座1250年奉祝大祭」や「初午(はつうま)祭」のポスターを描いた。そこに残る文字は優しく、読みやすい。

 しかし、同時期に揮毫(きごう)されたこの書は、縦140センチ、横70センチの白紙いっぱいに文字が躍動する。神の力が乗り移ったごとくにというべきか、見るものを一瞬たじろがせるような力強さだ。

 会場は境内の木造家屋「松の下屋」。志功の襖(ふすま)絵「御鷹(おんたか)図」などとともに鑑賞できる。=京都市伏見区深草藪之内町

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