<高校野球西東京大会:日野9−6国士舘>◇26日◇準決勝◇神宮
アンジャッシュ渡部建(40)が26日、神宮球場で行われた高校野球の西東京大会準決勝を観戦し、母校・都立日野高の初の決勝進出に歓喜した。仕事の合間に各地の予選も観戦する高校野球マニアは母校の奮闘に大興奮だった。
強豪国士舘に一時は5点差の大量リード。「決勝のチケットの話をしていた。それを野球の神様が見て怒ったのでしょう」。1点差となった9回1死二塁で二ゴロを二塁手が一塁に悪送球して追いつかれた。「あれは責められない」。延長10回に勝ち越すと、立ち上がって拳を突き上げた。
毎年この時期は地方大会観戦で忙しく、スケジュールは「高校野球優先」。各地で決勝が行われる7月28日は仕事を入れていない。「まさか母校のために使うことになるとは」。うれしさを抑えきれない。
母校が準決勝進出した09年の快進撃に刺激され、球場通いが始まった。「あの年、高校の先輩忌野清志郎さんが亡くなった。母校は清志郎さんの『雨上がりの夜空に』を応援歌に使った。そして初の4強。あの感動は忘れられないです」。中学までリトルリーグで野球を続けたが、高校は野球部に入らなかった。「やっておけば良かったという後悔があるから、今、選手に思いを投影するんです」。
母校は甲子園初出場に王手をかけた。決勝相手は日大三。夏の都大会は09、11、12年の対戦でいずれも敗れてきた宿敵だ。この日、J−WAVEのレギュラー番組「GOLD RUSH」(金曜午後4時30分)では決勝進出の祝福と決勝の勝利を祈って「雨上がり−」をかけた。「前は日大三高と神宮で試合するだけでうれしかった。今は違う。気後れせず、のびのびと戦ってほしい」。当日はスタンドから見守る予定だ。野球部にはビデオレターで応援メッセージは送ってきたが「甲子園に行ったらユニホームを新調してあげたい」という。【三須一紀】
◆渡部建(わたべ・けん)1972年(昭47)9月23日、東京都生まれ。小学1年から中学3年まで八王子リトルリーグに所属。93年に都立日野高の同級生、児嶋一哉とアンジャッシュ結成。所属事務所「人力舎」のタレントたちと「人力高校野球観戦部」を作り、各地の地方大会を観戦。その活動の様子は定期的にイベントで報告している。
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