矢島里佳の暮し手への案内

1/fゆらぎ模様を織りこんだ草木染のブランケット

  • 文 矢島里佳
  • 2015年10月30日

「京都府から 草木染の ブランケット」

写真:生地には、国際認証で品質と安全が保証されているオーガニックコットンを100%使用 生地には、国際認証で品質と安全が保証されているオーガニックコットンを100%使用

写真:「ラッグタイ」と呼ばれる鮮やかな赤。手触りのよさも人気の一つです 「ラッグタイ」と呼ばれる鮮やかな赤。手触りのよさも人気の一つです

写真:「1/fゆらぎ」を畝(うね)の間隔で表現しています(Copyright 2015 aeru) 「1/fゆらぎ」を畝(うね)の間隔で表現しています(Copyright 2015 aeru)

写真:おくるみやひざ掛けにも。大人も羽織れるサイズなので、親子で使えます おくるみやひざ掛けにも。大人も羽織れるサイズなので、親子で使えます

写真:桐箱に入れてお届けします 桐箱に入れてお届けします 「京都府から 草木染の ブランケット」の商品詳細はこちら

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 子どもの頃、いつも握りしめているお気に入りのブランケットはありませんでしたか。

 aeruでもそんな「思い出のブランケット」を作りたいなと思い、「京都府から 草木染の ブランケット」の企画が始まりました。

 素材は天然のオーガニックコットン。オーガニックコットンを使った子ども向けの製品を作れる工場が少なく、探し回っていたところ、展示会で知り合った山梨の工場の社長さんと意気投合し、体に沿ってなじみやすく、適度な重さが心地良いニット編みにすることになりました。

 編み上がったブランケットは、工場の社長さんの紹介で、京都の草木染職人さんに染めていただいています。草木染には様々な染料があるのですが、このブランケットの赤色は「ラックダイ」と呼ばれ、木に寄生する介殻虫(かいがらむし)が樹液を吸って作りだす分泌物から出しています。いろいろな色を見たのですが、ラックダイの鮮やかさに一目ぼれ。自然の恵みで染めた赤のブランケットが生まれました。

 この商品の一番の特徴は模様です。生地も染料も自然のものだから、模様も自然由来のものにできないかなと悩んでいた時、aeruのデザイナーから「1/f ゆらぎの法則を模様に織りこんだらどうかな」と提案があり、ぜひやってみようということになりました。

 1/fゆらぎは、ろうそくの炎のゆらぎや、小川のせせらぎといった、人が心身ともに癒やされる、自然が生んだリズムです。編み物の畝(うね)を、等間隔ではなく、ゆらぎのパターンに合わせて広くしたり狭くしたりすることで、1/fゆらぎを表現しました。赤ちゃんや子どもたちが、包まれるとなんだか不思議と癒やされるブランケットになればうれしいです。

 75㎝×150㎝の大判なので、赤ちゃんのおくるみや、ベビーカーのひざ掛け、お昼寝の時のブランケットなど、いろんな使い方ができます。大人も羽織れるサイズなので、とっさの時の授乳ケープとしても役立ちます。

 販売を始めてから数年経ちますが、その肌ざわりの良さや、使い勝手の良さに、とても好評をいただいています。

 誕生したばかりの赤ちゃんと、出産を頑張ったお母さんとが一緒に使える出産お祝いとして、贈り物にいかがでしょうか。

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「京都府から 草木染の ブランケット」の詳しい説明はこちら

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 22歳で「0から6歳の伝統ブランドaeru」を立ち上げた株式会社和(あ)える代表の矢島里佳さんが、全国の職人とともにつくった製品の物語をご紹介します。モノを消費する生活から、モノとともに心豊かな生活を築く「暮し手」へ、皆さまをご案内します。

PROFILE

矢島里佳(やじま・りか)

株式会社和(あ)える代表取締役。1988年東京都生まれ。2011年慶応義塾大学法学部政治学科卒業、13年同大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。「21世紀の子どもたちに、日本の伝統をつなげたい」という想いから、大学4年生の時に「和える」(http://a-eru.co.jp)を設立。子どもたちのための日用品を全国各地の職人とともにつくる「0歳から6歳の伝統ブランドaeru」を12年3月に立ち上げる。『和える-aeru- 伝統産業を子どもにつなぐ25歳女性起業家』(早川書房)を14年7月に刊行。

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