拝見!モデルルーム

最先端の住宅設備を体感できる首都圏最大級のショールーム

  • LIXILショールーム東京
  • 2016年4月21日

写真:「LIXILショールーム東京」の受付。まずは住友不動産新宿グランドタワー7階フロアにあるこの受付へ。当日、コーディネーターを希望する場合はこちらで申し込むこともできる 「LIXILショールーム東京」の受付。まずは住友不動産新宿グランドタワー7階フロアにあるこの受付へ。当日、コーディネーターを希望する場合はこちらで申し込むこともできる

写真:7階フロアには、リクシルの商品を組み合わせた空間展示が行われている。写真はそのひとつである、「ふたりの住まい」と題された空間。これはリクシルが考える、心地よく快適に過ごせる住まいをイメージしたメインコンテンツだ 7階フロアには、リクシルの商品を組み合わせた空間展示が行われている。写真はそのひとつである、「ふたりの住まい」と題された空間。これはリクシルが考える、心地よく快適に過ごせる住まいをイメージしたメインコンテンツだ

写真:「商品選定ゾーン」と呼ばれる6階フロア。約2640平方メートルと広いスペースにリクシルの製品がズラリと展示されている。写真は玄関ドアのコーナー。全部で87本のドアが展示されている 「商品選定ゾーン」と呼ばれる6階フロア。約2640平方メートルと広いスペースにリクシルの製品がズラリと展示されている。写真は玄関ドアのコーナー。全部で87本のドアが展示されている

写真:6階フロアのトイレコーナー。ここには4月に登場したばかりの「アクアセラミック」を採用した最新モデルが展示されている。洗剤を使わず、少量の水できれいを保つ画期的な商品 6階フロアのトイレコーナー。ここには4月に登場したばかりの「アクアセラミック」を採用した最新モデルが展示されている。洗剤を使わず、少量の水できれいを保つ画期的な商品

写真:6階フロアの浴室コーナー。写真は肩湯や打たせ湯、オーバーヘッドシャワーだけではなく業界最大となる32型テレビも付いたフラッグシップ「スパージュ」の様子 6階フロアの浴室コーナー。写真は肩湯や打たせ湯、オーバーヘッドシャワーだけではなく業界最大となる32型テレビも付いたフラッグシップ「スパージュ」の様子

[PR]

 2011年に国内の主要な建材・設備機器メーカー5社が統合し誕生したLIXIL(リクシル)。水回りから窓や壁、そしてエクステリアまで、住まいにかかわる様々な製品・サービスを提供する総合住生活企業である。首都圏最大級の展示を誇る同社の旗艦ショールーム「LIXILショールーム東京」を拝見した。

もっと写真を見る

 2011年の5月から放映された全7話にわたるリレー形式のテレビCMをよく覚えている。登場する豪華な俳優陣、ミステリアスでどことなく不条理劇っぽい展開、そして「リクシルって知ッテル?」のコピー。テレビCMの展開そのままに、筆者もリクシルを知らなかった。東京の京橋にあった「INAXブックギャラリー」が、突如として「LIXILブックギャラリー」に名称変更されたときも、「で、リクシルってなによ?」と思ったものだ。

あらゆる住宅関係製品がそろう

 あれから5年。さすがに今更すぎて「リクシルって何?」とは聞きづらい。だが、万一、まだ知らない人がいるかもしれないので、簡単に説明しておこう。リクシルは、「トステム」「INAX」「新日軽」「サンウエーブ」「東洋エクステリア」の5社がひとつになり、2011年に誕生した住宅設備を扱う会社だ。「家は作っていませんが、住まいにかかわるあらゆる製品・サービスを提供しています」と同社広報の河合慎太郎さん。この“あらゆる”という言葉がポイントで、住宅サッシや玄関ドアなどの金属製建材から、バスルームやシステムキッチンなどの水回り設備、タイルやカーテンなどのその他建材・設備事業まで守備範囲はおそろしく広い。

 これら膨大な点数の製品をパーツ単体だけでなく、それらを組み合わせることでどんな暮らし方が実現できるかを提案する空間展示が「LIXILショールーム東京」というわけだ。

 2012年のオープン当初は、業者が施主を連れて来るケースが多かったが、2~3年前から一般ユーザーの割合が6割を超えているそうだ。「『そろそろリフォームしようか』と考えているお客様が、様々な情報を調べた上で、実物を見にいらっしゃるケースが多いようです」と河合さん。

 圧巻はショールームの規模だ。とにかく広い。リクシルの製品がズラリと並べられた6階(商品選定ゾーン)は、フロアの長辺がなんと約100メートル、面積は2640平方メートルもある。フロアは、玄関&エクステリアや外壁など家の外周り商品から、サッシやキッチン、そしてトイレ、浴室といった具合に、カテゴリーごとにレイアウトされている。商品ラインナップの多さも驚きだ。玄関ドアだけでも87本。「それでもすべてではないので、玄関ドアと外壁と床のコーディネートが実物大の4K映像で見られるコーナーも用意しました」と河合さん。

開発に20年かかった衛生陶器

 豊富な商品ラインナップもさることながら、各カテゴリーの最新モデルを体感できることも大きな魅力だ。河合さんいわく、2000年以降、住宅設備はエコ性能が格段に向上した。この流れに加え、最近は掃除の手間が省け、手入れがしやすくなる機能の進化がホットなのだとか。その最新事例が今年4月から主要住宅トイレシリーズに展開される「アクアセラミック」だ。

 これは便器の素材となる陶器(セラミック)の表面を水になじみやすい超親水性にし、さらに水アカの発生を防ぐ構造を取り入れたもの。「アクアセラミックの開発には20年くらいかかっています」と河合さん。苦節20年。人類はついに、洗剤を使わず少量の水で、汚物と水アカによる黒ずみというトイレ汚れの2大ボスキャラに対抗する手段を獲得したということだ。

 ほかにも、ショールームにはモータースポーツでいうF1クラスまで性能を引き上げた窓や、半日は楽に過ごせそうなバスルーム、鍋敷きもまな板もいらないキッチンの天板などなど、思わず「へー」とうなってしまう展示が盛りだくさん。素材や構造、技術革新と言ったワードに反応しがちな理系男子なら、ここは1日居ても飽きない空間に違いない。なお、マニアックトークで盛り上がりたい向きは、ぜひ事前にコーディネーターによる案内を予約をおすすめする。

(文・中野剛 写真・田中さとし 構成・タラコデザイン 取材日:2016年4月14日)

【物件概要】LIXILショールーム東京
東京都新宿区西新宿8−17−1。住友不動産新宿グランドタワー7階。全国に94カ所ある同社ショールームのなかでも、最大級の規模を誇る旗艦ショールームに位置づけられる。オープンは2012年8月。2フロア約5280平方メートルという広大なスペースに、LIXILグループの住まいに関する豊富な商品がそろえられている。入り口となる7階フロアでは、同社が考える「いい住まい」を具体化した空間展示があるほか、6階フロアには同社グループの豊富な商品ラインナップがズラリと並ぶ。フラリと立ち寄ることも可能だが、コーディネーターを希望する場合は事前予約がオススメだ。営業時間は午前10時から午後5時。休館日は毎週水曜日(祝日の場合は営業)、下記、年末年始。電話番号:0570・783・291(ナビダイヤル)

PROFILE

中野剛(なかの・つよし)

1970年生まれ。編集者兼ライター兼「株式会社からす川出版」の代表取締役社長。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、様々な職を経てイタリアへ留学。足かけ7年間彼の地で暮らし2002年に帰国。一箇所に長くて5年、1年間で最高6回転居した異邦人気質を発揮し、現在は縁もゆかりもない群馬県高崎市に拠点を置く。

&Mの最新情報をチェック


&Mの最新情報をチェック

Shopping