異次元酒場

宇宙空間に身をゆだねる、ぜいたくなデートスポット

  • プラネタリウムBAR
  • 2016年12月6日

天井に映し出された星空に包まれる

写真:プラネタリウムBARの店内。奥の天井がドーム形になっている プラネタリウムBARの店内。奥の天井がドーム形になっている

写真:星空の下でお酒が飲めるのもこのお店ならでは 星空の下でお酒が飲めるのもこのお店ならでは

写真:テキーラベースでクランベリーの入った「さそり座」 テキーラベースでクランベリーの入った「さそり座」

写真:オーナーの白石洋介さん オーナーの白石洋介さん

写真:入り口もおしゃれ 入り口もおしゃれ

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 都心でグラスを傾けながら満天の星を眺める――。そんなぜいたくな空間が東京・白金台にある。その名も「プラネタリウムBAR」。店内に足を踏み入れると、テーブルの上に乗った淡く光るロウソク状のライトがかすかに見えるのみの「真っ暗闇」だ。店員さんに足元をペンライトで照らされながら誘導され、席について天井を見上げると、無数の星空に圧倒されるだろう。

 雰囲気だけのデートスポットか、と侮ってはいけない。「プラネタリウムBAR」は科学館で見られるような星空を再現した本格的なプラネタリウム装置が備わっているのだ。

 約500万個の星が映し出せるメガスターゼロプラチナと、超高感度LEDで鮮明な星を約100万個映し出せるメガスタークラス、音やデジタル映像も組み合わせることのできるメディアグローブという三つのプラネタリウムがあり、科学館に勝るとも劣らない星空を映し出すことを可能にしている。

 店内奥は科学館天井のようなドーム形になっており、そこを取り囲むようにソファ席が配置されている。星空はドーム形の天井のみならず通常の天井部分にも映し出されているが、実際の星空を眺めているような臨場感を味わいたいのなら奥のドーム形天井周辺がお薦めだ。星空を美しく見せるため、店内の照明は営業時間中には落とされて真っ暗になっていて、外の光もカーテンで遮ってある。

 ここでは見える星や映像をコンピューター制御で時間ごとに変えることができるため、1組2時間の時間制限の間に三つのプラネタリウムそれぞれの星空が堪能できるようになっている。希望する日にちの星座を映し出すことも可能なので、自分の誕生日といったような要望を事前に伝えれば、その日の星空を再現することもできる。

 オーナーの白石洋介さんは開業前にも科学館のプラネタリウムに通うほどの星好き。「もともと飲食業をしていたのですが、プラネタリウムバーをやるからにはおもちゃのようなものでごまかすのではなく、本格的にやろうと思いました」と話す。元々天井をドーム形にした内装の物件があったため、プラネタリウムがより美しく映ると思い、この場に店を構え6年になる。

 オリジナルカクテルもしゃれている。「おひつじ座」や「おうし座」といった、星座の名前を冠したカクテルになっているが、おひつじ座だったら子羊の読みと同じ「ラム」酒をベースに、おうし座は牛に関連してミルクをベースにするなど、何かしら星座の名前に由来するものが入っている。自分の星座のカクテルを注文して想像するのも楽しみ方のひとつだ。

 軽食もあるが、なかでも目を引くのは「宇宙食のカレー」。ハウスとJAXAが共同開発したカレーで、実際の宇宙ステーションでも出されているという珍しいものだ。宇宙での過酷な任務に耐えられるよう、従来商品よりウコンやカルシウムを多く含み、味付けも辛めになっている。宇宙空間にいる自分を想像し、星空の下でこのカレーを食べることで、宇宙旅行にいった感覚に浸るのも悪くない。

 デート向けとコンセプトがはっきりしているせいもあってか、お店を訪れるのはほとんどがカップルだという。年齢層は20代から50代くらいまでと幅広い。「予約を入れるのはほとんどが男性の方」(白石さん)というから「プラネタリウムに誘うなんてちょっとキザかな」と思っているオジサンたちもひるまず女性を誘ってみてはいかがだろうか。

(文・白石義行 写真・プラネタリウムBAR、白石義行)

店名:プラネタリウムBAR
住所:東京都港区白金台4―9―23 ツツイ白金台ビル5F
アクセス:都営三田線白金台駅から徒歩3分
電話:03・3440・2595
ホームページ:ホームページはこちら
メモ: 営業時間は月曜日から木曜日が19:00~26:00、金曜日・土曜日が19:00~27:00、日曜日・祝日が19:00~24:00となっており、年中無休。1組2時間制で、チャージは1人500円。好きな日時の星空の上映リスクエストは500円。

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