パパって楽しい

子どもがいなかったら僕は未熟なままだったかも TIM・レッド吉田さん

  • 2017年1月6日

レッド吉田さんの5人のお子さんたち。夏休みの家族旅行では、みんなでわんこそばに挑戦

写真:お笑いコンビTIMのツッコミ担当。レッド吉田さん お笑いコンビTIMのツッコミ担当。レッド吉田さん

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 レッド吉田さんは、18歳の長男、15歳の次男、12歳の長女、9歳の次女、5歳の三男と、5人の子宝に恵まれた「子だくさんパパ」。

 「家の中はいつもにぎやかです。というより、騒がしいですね。いったん争いごとが始まると特に大変で。そんなときはまずカミさんが怒って、僕が最後にピシッと言う感じで収拾をつけるんですが、誰が悪かったのか、どうしてケンカになったのか、考えさせるようにしています」

 今の「一件落着」の形にたどり着くまでには紆余曲折(うよきょくせつ)あったという。

 「昔は頭ごなしに怒って自分の考えを押しつけていました。でも、長男が成長してコミュニケーションが取れるようになってくると、だんだん『あれ? 顔は似ていても考え方や感じ方は自分とは全然違うんだな』って感じ始めて……。子どもが心配なあまりつい先回りして“正解”を示そうとしていたけど、何を正解だと思うのかも、失敗から何を学ぶのかも全部本人次第。そう気づいてからは怒り方も変わりました」

 親の立場になってみて気づいたことは、他にもある。

 「親父(おやじ)は僕が小4のときに会社をクビになっちゃって。それからずっと社会的に活躍していない姿を見てきたから、僕はいつも働きづめのお袋に肩入れしていたんです。だけど今は、『親父って結構優しい人だったよな』『親父は親父でがんばっていたんだろうな』って思えるようになった。子どもがいなかったら僕は未熟な人間のままだったんじゃないかなぁ。子どもは、修行が必要な人が授かるものなのかもしれないですね。5人も授かった僕は、相当修行させてもらってます」

 修行の成果は?

 「うーん、3人目くらいでやっと父親としての合格ラインを超えてきたかなって感じですが、まだまだ……。この間も一番下の子が野球やってるのを見てうっかり『へったくそだな~』って言っちゃって、慌てて良いところを見つけて『おぉー、うまいねやっぱ!』って褒めました。親はドリームキラーになっちゃいけないと思うんですよ。何かしてみようという気持ちにネガティブな発言で水を差すのは絶対にダメ。じゃないと、自分の人生の舵(かじ)を自分できれない大人になっちゃうから。ただね、芸人になりたいって言われたらそれはドリームキラーするかもしれない。苦労はどんな仕事にもつきものだけど、この業界は本当に大変なんで」

 その大変な業界で働くパパを子どもたちはどんな目で見ているのか聞いてみると、「全然尊敬はされてないですね。子ども向け番組に出てポケモングッズをたくさんもらって帰ったときは『パパすごいね!』みたいなのありましたけど。カミさんに勝てるのも”モノ”関係だけ。『パパこれ欲しい』って言われると『おぉ、これかぁ』なんて買っちゃうことがよくあるんですが、買うとね、いつもは子ども、カミさん、僕の順で川の字に寝ているのに、『今日は真ん中で寝てあげるね』って言われてカミさん、子ども、僕の順になる……。でも絶対にカミさん、僕、子どもの並びになることはないんですよ。完全に僕側に来ることは100%ない。やっぱりカミさんにはかなわないですね」

 2017年は、吉田家にとって新たなスタートを切る年になる。

 「春になったら長男次男が進学のために家を出て、長女は中学校、末っ子は小学校に入学します。やっとここまできたか~って感じですね。とりあえず2017年も気分で怒らない、ドリームキラーしない。そういう方針でがんばっていこうと思います!」

(聞き手・渡部麻衣子)

◆レッド吉田(レッドよしだ) 1965年10月30日生まれ。お笑いコンビTIMのツッコミ担当。ブログ「レッド吉田の親ばか子育てパラダイスっ!~毎日が戦場ですから~」では、かわいい子どもたちへの愛を爆発させている。

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