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最強14モデル Bluetoothイヤホンを全部確かめてみました!<後編>

  • 2016年12月1日

 “iPhone 7”にイヤホンジャックがない、ということで最強14モデルBluetoothイヤホンの全てを確かめて、ワイヤレスベストモデルを見つけてきました!<前編からつづく>

  

前回に続いて実践体感の検証

3つのカテゴリー内でそれぞれ性能を格付け

 Bluetoothタイプに限った問題ではないが、ケーブルに触れた際に響く音や足音の反響音は気になる部分だ。また、屋外で音楽を聴く際には外部の騒音が邪魔になることも。ここでは、屋外で実際にイヤホンを使用した際のそれらの問題点をクリアにすべく、通勤、万能、運動の3カテゴリーで各モデルを比較した。

 格付け方法は下記3項目について採点し、それぞれのカテゴリー内で格付けをした。

格付け方法

■ノイズ …ケーブルに触れた際に響く音の大小を評価。正確には「タッチノイズ」

■運動視聴…足音が響くか、大きな動きをした際に邪魔にならないかを判定した

■屋外視聴…電車の中や交差点など、騒音が音楽の邪魔をしないかをチェックした

 一概にベストは断定できないが、次のような評価になった。

実践体感のスコア一覧

使用シーンで分類すると最適モデルが必ず見つかる!

 遮音性にすぐれ、電車の中や交差点などでも外部音が気にならず、通勤など移動時に向くタイプの中では「SHADOW ワイヤレス」が随一。ネックバンド型でケーブルが短いためタッチノイズも少なく、大きな動きをしない限り場所を問わず音楽をじっくり楽しめる。

 ランニングなどスポーツのお供として利用するなら「SHQ8300WS」が秀逸。遮音性がほとんどなく、イヤホンをしながら会話もできるレベルだが、タッチノイズや足音の反響音がほとんどないのには驚かされた。それらの要素を両立させる万能タイプの中では、「QY19」「JPA1」といった格安モデルが大健闘。軽量ゆえなのかタッチノイズが少なく、遮音性が高いため外部音も気にならない。明確な使用目的が決まっていないなら、この万能タイプを選べば、どうしてこうなった……という後悔も少ないはずだ。

運動タイプで別格評価を得たフィリップス「SHQ 8300WS」!

通話使用も検証

 いざ比較すると音質や声のズレに大きな差があった

 ここでは、ブルートゥースイヤホンを用いた電話での通話について取り上げている。すでに世間ではイヤホンを用いた電話のやりとりは当たり前になっているが、いざ14モデルを同時に試してみると、自分が発した声が相手に届くタイムラグや、音質の良し悪しは思いのほか大きな差があった。

 実際にイヤホンを通して通話した上で、下記2点について評価を加えた。

格付け方法

■ズレ…実際に話した声がタイムラグなく届くかどうかを評価

■音質…声が小さすぎたり大きすぎて割れたりしていないかという点に着目

 上記2点を踏まえて次のような評価になった。

通話使用のスコア一覧

「別格」4モデルならイヤホンバレの心配なし!

 今回テストした中で「別格」とした4モデルは、いずれも声が先方に届くまでのラグがほとんどなく、音質も安定しており、違和感なく通話を続けることができるものばかり。

 試しに編集部員の個人携帯に連絡してみたところ、まったく気づかれることなく通話を終了することができた。別にイヤホンで通話をしていることがバレても問題はないのだが、まったくストレスを感じなかったのは確かだ。

 一方、「普通」と格付けた7モデルは、自分が発したつもりの声が先方に届くまでに間が空いてしまい、どこか会話が噛み合わない場面もあった。音質についても同様で、どうにも自分の声が小さくて先方が聴き取りづらかったり、逆に大きすぎるのかスピーカーで話しているような割れた声になってしまうこともあった。プライベートではいざ知らず、ビジネスで使用する機会が多いならば注意が必要だろう。

通話使用で別格評価を得た4モデル!

最終結論

1万円以下で大満足のブルートゥースイヤホン、BackBeat GO3!

総合評価No.1を得たPlantronics「BackBeatGO3」!

あらゆるテストで文句なしの結果に!

 「iPhone 7にイヤホンジャックがない!」というニュースから立案された当企画。ならばブルートゥースイヤホンの一番いいやつを決めようではないかとしたものの、あまりにサウンド寄りになってしまうと、私のような一般人には敷居が高くなりがち。なので、使用感や屋外での体感を含め、総合的なナンバーワンを探したところ、結果としてその座に輝いたのは、サウンド検証1 位の「BackBeatGO3」だったというのは皮肉である。しかし、このモデルは、サウンドはもちろんのこと、実使用におけるフォローも手厚く、長らく愛用できることは間違いない。

 コスパの良さが目立ったのは「JPA1」。手堅いサウンド、不備のない使用感はもちろんだが、購入後に店舗からペアリング接続手順を解説するメールが届くなど、アフターフォローも万全。初めてのブルートゥースイヤホンにはピッタリと言える。

 逆に、サウンド面ではいささか不評を買ったものの、ランニングを前提とするとその機能が際立った「SHQ8300WS」。周囲の音がそのまま伝わる安全性の高さが素晴らしかった。「Bluetoothイヤホン=音が今イチ」という図式は今や昔。ぜひその耳で確かめてみてはいかがだろうか。

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テストするモノ批評誌。晋遊舎発行。最新2017年1月号の内容は「2016年を振り返る年末特大号!モノからサービス、お得技まで……1年間テストしてわかったベストバイを大発表!」
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http://the360.life/

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