写真のツボ

冬の風物詩、イルミネーションをキレイに撮影する方法

  • 文・写真 LockUP大塚
  • 2016年12月6日

冬の風物詩、イルミネーション撮影を楽しもう!

  • ①壁にスマホをつけて支えるだけで、手ブレは激減する。電柱やベンチなど、動かないものなら何でも使おう

  • ②ポイントは黒を引き締めること。光と影の対比がハッキリすると、輝きが伝わる

  • ③手作りフィルターでキラキラの輝きをプラス

  • ④キラキラを作るのは、プラ板に等間隔のキズをつけたお手軽フィルター。スマホ用には紙やすりで薄く十字に傷をつけた

  • ⑤星形の光が広がる幻想的な光景も手軽に撮影

  • ⑥黒の画用紙を星形に切り抜いたものをレンズの前に置いただけ。ハートなど好きな形で遊べるのも楽しい

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 いよいよクリスマスシーズンが到来! 各地で趣向を凝らしたイルミネーションが行われています。でも、美しい光の芸術もスマホで撮るとなんだか味気ないものに……。今回はそんな冬のガッカリを防ぐ「キレイにイルミを撮影するツボ」をお届けします。

イルミ撮影の基本

 イルミネーション撮影の前に確認したいのがスマホのレンズ。油や指紋で曇っていると、光が乱反射してきれいに写りません。撮影前にサッとお掃除を。

 そしてイルミを撮るならフラッシュはオフがおすすめ。イルミの明かりだけで撮るのが、キレイに写すポイントです。ただし、イルミの前に人物が立つ時などは別。フラッシュを使うと人物と背景の両方をきれいに写すこともできます、この時は、「夜景モード」などを使ってみてください。

 撮影時に注意したいのは、やはり手ブレでしょう。スマホカメラの性能もどんどん向上していますが、やはり夜間の撮影はブレやすいもの。暗い場所で撮影する時は、スマホをしっかり支えることが大切になります。

 三脚を使うのがベストですが、そこまで本格的には……という方がほとんどではないでしょうか。そんなときは、壁や電柱にスマホを押し当てて固定してみましょう(=写真①)。動かないものなら、ベンチでも地面でもOK。手持ちに比べるとかなり安定し、失敗が減ります。

スマホ撮影のポイントは?

 スマホのカメラはかなり広角仕様。一眼レフのようなボケやズームを使ったテクニックは使えませんので、全体の雰囲気を捉える撮り方がオススメです。ツリーの装飾やオーナメントなどをワンポイントで手前に入れて、イルミ全体と合わせるとその場の雰囲気が伝わります。

 そして、定番の「明るさ調整」がここでも活躍します。イルミを撮るときは、カメラが自動的に判断して全体が明るくなりがちです。これを少し暗めに調整してあげることで、光と影の対比がハッキリし、輝きがより美しくなります(=写真②)。夜の黒をより黒っぽくすることで、見た目のイメージに近い写真になるのです。⇒参考:【逆光も怖くない! 屋外撮影のツボ】

 TwitterやFacebookのタイムラインに並んだときも、ハッキリした鮮やかな写真の方がパッと目をひきますよね。

キラキラの輝きを追加!

 普通に撮ってもなんだか地味かも、と思った人には、こんなアイテムがおすすめ! 今回ご紹介するのは、手軽に誰でも作れる「キラキラフィルター」と「星ボケフィルター」です。フィルムカメラ時代からある小ネタですが、実際に使ってみるとおもしろいアイテムですよ。

 まずはキラキラ効果から。作例では、左がそのまま撮ったもの、右が手作りフィルターを使ったものになります(=写真③)。ツリーの輝きがまるでマンガのように強調され、豪華な写真になっていますね。これを可能とするのが、プラ板にキズをつけた手作りの「キラキラフィルター」(=写真④)です。一眼カメラ用に発売されている「クロスフィルター」をお手軽に再現したもので、光が反射するキズをあえて作ります。大きなレンズ用には写真のようにカッターで等間隔にキズをつけたものを使います。スマホのレンズはかなり小さいので、プラ板の表面に薄くキズが付いているだけでOK。今回は紙やすりや固い紙などで縦横にこすってキズをつけました。あとはプラ板をレンズの前で動かして、きれいな光のすじが出る位置を探すだけ。誰でも手軽にキラキラ写真が撮影できます。

 もうひとつは、「星ボケフィルター」(=写真⑤)。これはボケた光線を好きな形に変える小技です。どちらかというとデジタル一眼のようなボケが大きいカメラ向けのアイテムになります。やりかたは、レンズの前にボカしたい形に切り抜いた画用紙を置くだけ(=写真⑥)。ハートや動物、文字などいろいろな形のボケも作り出せるという、工作好きな方にオススメしたいテクニックです。サイズやボケ具合はレンズやカメラによって変わるので、いろいろ試してみてくださいね。

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