後悔しないモノ選び

電子マネー派のための高機能極小財布

  • 文・横山博之
  • 2017年1月24日

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アルベルテの「束入れ ASB121」。特許出願中という、独創的薄型形状が魅力

  • 背面には5枚のカード室を装備。生地が交互に重なる鱗片(りんぺん)形状で、切り口からカードをつまめる

  • エムピウ「ゾンゾ」。コンパクトながら収納性も十分

  • 考えられた内装設計。紙幣は10枚、カードは5枚、小銭は100円玉で15枚まで収納可能だ

  • エムピウ「ミッレフォッリエ オリジナル」。手のひらサイズながら、便利なボックスマチを起用

  • エムピウ「ミッレフォッリエ オリジナル」。手のひらサイズながら、便利なボックスマチを起用

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 電子マネーの普及や急速に拡大する新たな金融サービス市場「フィンテック」によって、私たちとお金との関係性は変化しつつある。紙幣や硬貨での支払いがほとんどだったが、今ではクレジットカードや電子マネーで大半を済ませてしまうという人も多いだろう。しかし、あらゆる商取引の完全電子化まで果たされない以上、現金をまったく持ち歩かないという選択は難しい。そこで、1)なるべくコンパクトなサイズながら、2)札室、カード室、小銭入れという基本構造を備え、3)過度なストレスを感じることなく扱える財布を厳選した。

オールインワンで8mmの薄さを実現した長財布

 お札を折らずに入れられる長財布の場合、ラウンドファスナータイプで約2cm、フラップタイプでも1cm強の厚みが出てくるのが一般的だ。しかし、職人兼デザイナーである仲垣友博がプロデュースするアルベルテの「束入れ」は、フラップレス仕様にした上で革の重なりを最小限に設計し、約8mmという薄さを実現。しかも札室、小銭入れ、カード室という基本もすべて備えているので、別に小銭入れを持ち歩くような手間もいらない。正面には片側にササマチがついたファスナー式の小銭入れを装備し、背面には三角の切り口があることで指でつまみやすい5枚のカード室を用意。紙幣は本体側面から挟み込むようにして収納させる仕組みで、小銭やカードを入れた状態でも50枚の紙幣を入れることができる。フラップなどはなく、それぞれに直接アクセスしてすばやく出し入れできるのも利点だ。ジャケットの内ポケットに入れても表に響きづらく、見た目にもスマートに活用できるだろう。

スマートフォンより小さくとも実力は十二分

 手のひらに収まるようなコンパクトさでお金やカードを持ち歩きたいという人には、エムピウの「ゾンゾ」がオススメだ。幅10.5cm、高さ7cmというサイズは一般的なスマートフォンよりも小さく、片手でしっかり握り込める大きさだ。三方を囲んだファスナーを開くと、ササマチを設けたカード室とオープンタイプの小銭入れ、そして紙幣を三つ折りにして挟み込むための一枚革が配置されている。この札入れは、しまうときに内側へと自然に折り込まれるよう縫製されているため、出し入れの際にストレスを感じさせない。素材にはイタリア製のタンニンなめしレザーが使われており、使うほどに味わいが増してくるのも魅力だ。全8色とカラーバリエーションも豊富に用意されている。

コンパクトながらボックスマチで収納力に優れる

 「小銭を出し入れする機会が多い」「ショップカードも多めに持ち歩きたい」という人には、同じエムピウの「ミッレフォッリエ オリジナル」がいい。小銭入れはボックスマチと呼ばれる箱タイプで、広いスペース内に硬貨が散らばるので必要な硬貨をすぐに取り出せる。また、こうしたボックスマチを採用した場合、小銭入れのみのコインケースとする製品が多いが、このモデルでは10枚入る札室と約15枚分のカード室も装備。ギボシで留めている革を広げて中のホックを外せば、3ポケットのカード入れや札バサミで留めた紙幣まで、一度に一方向から扱えるという構造も便利だ。収納力に優れていることから、コンパクト財布への移行を考えている人のエントリーモデルとしても最適だ。

 現代社会と同じように、財布も絶え間ない進化を続けている。こうした財布を手にすれば、お金との付き合い方も変わってくるはずだ。

<問い合わせ先>

●ユハク(アルベルテ)

045-624-9328

http://www.yuhaku.co.jp/

●エムピウ

03-5829-9904

http://m-piu.com/

PROFILE

ライター 横山博之

カバン、靴、時計、革小物、アウトドアギアなど、男のライフスタイルを彩るに欠かせないモノに詳しいライター。デザイナーやディレクター、職人、経営トップなど、モノづくりに関わるキーパーソンへのインタビューも豊富にこなす。時代を塗り替えるイノベーティブなテクノロジーやカルチャーにも目を向ける。

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