写真のツボ

スマホで花を“らしく”撮る

  • 文・写真 LockUP大塚
  • 2017年3月7日

まずは一歩前に!花にグッと近づこう。

  • 【作例①】失敗例:スマホでそのまま撮ると、花がほとんど見えない写真になることも

  • 【作例②】グッと近寄り、手前にアップにした花を入れると何の花かも分かりやすい

  • 【作例③】失敗例:花畑を上から撮ると、土の面積が多く残念な印象に

  • 【作例④】しゃがんで花の高さから撮ると、花畑の満開感を伝えられる

  • 【作例⑤】左:そのまま撮って暗くなったもの 右:明るさを調整したもの

  • 【作例⑥】SNS投稿の際に、本文の引き立て役として考えるなら、こんな花だらけの写真もおもしろい

[PR]

 梅、桃、桜など、いよいよ美しい春の花が咲き乱れるシーズンが到来。足元に目を向ければチューリップや菜の花など、一面に咲く花畑も楽しめます。でも、そんな美しい花々をスマホで撮っても、なぜか地味でイマイチな印象に…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

 今回は、簡単なコツで春の花を“らしく”撮るポイントをご紹介。季節の便りをFacebookやTwitterで友人たちに届けたい方にオススメです。

まずは一歩前に!花にグッと近づこう

 満開の花を撮ったつもりなのに、なんだかパッとしない…。例えば梅や桜をそのままスマホで撮ると、なんだか木の枝にチョボチョボと何かがついているだけの写真になりがちです(=作例①)。スマホのカメラは全体を広く写す広角タイプがほとんどで、特に意識しなくても全体の様子を写すのには向いています。ですが、花の雰囲気を切り出すような少しこだわった使い方をするには、コツが必要になってくるのです。

 最初のコツは、撮ろうと思った場所から一歩、二歩と前に進んでみること。画面に映る範囲が小さくなり、花の密集したところを選べるようになるはずです。もし枝が近くまで伸びてきているなら、さらに花に近寄ってみましょう。手前にアップの花を入れることで、どんな花を見に行ったのかが伝わる写真になりますね(=作例②)。

 梅や桜などの小さな花でも、スマホのカメラならかなり大きく写せるはず。手前の花にピントを合わせると、背景がボケていかにもな雰囲気も楽しめます。

花畑はしゃがんで撮る!

 一面の花畑を撮ったつもりなのに、写真で見るとなんだかそうでもない…。(作例③)のような写真が撮れて、がっかりした経験がある方も多いのではないでしょうか。

 この失敗の原因は、立ったままの姿勢で撮影したこと。上から見下ろすことで、花と花の間にある地面が見えてすき間だらけになってしまうのです。

 一面の花畑を撮るなら、花に近い高さで撮るのがオススメ。まずはしゃがんでスマホを低めに構えてみましょう。さらに、上の梅や桜と同じようにグッと近寄るのも効果的。(作例④)のように、手前の花と背景の花畑がセットで写れば、満開のイメージが伝わりますよ。単純に真横から撮るのではなく、スマホの位置を上下に調整して、背景の花がたくさん見える角度を見つけるのがポイントです。

 スマホだと、つい楽な姿勢で上から撮ってしまいがちですが、ちょっと頑張って角度を変えるだけで、一味違う写真が出来上がりますよ。ついつい画面に夢中になって、花壇や植え込みに入らないよう、足元に注意しながら撮影してくださいね。

明るく、鮮やかに!

 SNSに投稿した写真に「いいね!」が欲しいなら、明るく色鮮やかな写真がオススメです。しっとりと落ち着いたトーンの写真もいいものですが、やはりたくさんの投稿が並ぶ中で見ると色彩が鮮やかなものの方が目を引きやすいでしょう。

 例えば(作例⑤)の左側のように空をバックにしたものは花が暗くなりがち。この連載では定番の「明るさ調整」機能を使って、鮮やかで明るい色に調整してみてください(参考:逆光も怖くない!屋外撮影のツボ)。最近のカメラアプリはフィルター機能も豊富なので、ソフトにしたりビビッドにしたりと、より印象的になる加工も楽しめますよ。

 もし、SNSでインパクトある投稿を狙うなら、花で埋まった写真なども面白いでしょう(=作例⑥)。構図や技法もなく、いわゆる「花の写真のセオリー」からは外れた一枚ですが、「満開の花を楽しんでます」というような文章と一緒に載せれば、ワクワクする花見の気分を伝えられます。

 コンテストに出す作品のように、きっちり撮るだけが花の写真ではありません。文字との組み合わせで、美しい花々と出会った喜びを伝えてみてくださいね。

この記事を気に入ったら
「いいね!」しよう

今、あなたにオススメ(PR)

Pickup!