使ってわかった

飛行ルールの対象外で申請不要!超軽量ドローン

  • 文・コヤマタカヒロ
  • 2017年3月14日

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スマートフォンの操作で簡単にドローンを飛ばせる「Dobby」。離陸してホバリングしているところ

  • 中国ZEROTECH「Dobby Deluxe D100B-H」。5万円台から購入できる

  • 携帯時や使っていない時は羽根を畳んで収納できる

  • 本体背面にバッテリーを配置。フル充電で約9分飛べる

  • 本体前面のカメラ。カメラ部は可動式となっており、真下から真正面まで、6段階で調整できる

  • スマートフォンアプリの操作画面。左右のパッドで「Dobby」をコントロールできる

  • 上空を飛んでいるところ。旋回や前後左右の移動は非常に早く、思い通りに動かすには若干慣れが必要だ

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 近年注目を集めているデジタル機器のひとつがドローン(マルチコプター)だ。複数の羽根を搭載することで、安定飛行ができ、センサー技術などを駆使して、簡単に空中で静止することが可能。かつてのラジコンヘリコプターを操作したことがある人間からすると、信じられないほどに手軽に操作できるのだ。

 とはいえ、安全性などの問題からドローンの多くは航空法の規制対象となり、飛ばせる場所は限られている。都心部などはもちろんのこと、周辺に住宅がある場所などでも飛ばせないことが多い。

 そんな中、登場したのが、中国のZEROTECH社から発売された小型ドローン「DOBBY」だ。大きさは手のひらサイズで、本体質量は199gと超軽量。羽根を畳んで携帯できるので、ポケットなどに入れて持ち歩くことも可能。スマートフォンとWi-Fiで接続することで、スマホアプリから操作できる。

 本体には1300万画素のカメラを内蔵しており、4K画素の写真やフルHD画質の動画も撮影できる。これらは本体操作と同様にスマホアプリからコントロールができる。

199gと軽いため航空法の規制対象外

 「Dobby」が使いやすいのが、199gという軽さにある。というのも先に紹介した通り、ドローンは航空機の航行の安全に影響を及ぼすおそれのある空域や、落下した場合に地上の人などに危害を及ぼすおそれが高い空域で飛ばすためには、国交省などの許認可が必要になる。しかし、この規制の対象となるのが200g以上のドローンなので、「Dobby」は対象外なのだ。

 自治体によっては、公園や公共施設でのドローン使用を条例で禁じているため、「Dobby」であっても飛ばせる場所かどうかの確認は必須となる。しかし、条例と周囲への迷惑にならないことを気をつければ、気軽に使える機体といえるだろう。

 さらにDobbyは操作が簡単なのもポイント。アプリを起動して、スマートフォンを横向きに持つ。左側に離陸のためのボタンが用意されており、タップして離陸を確認するだけで、自動的飛び立ち、一定の高さで静止する。左のコントローラーで上昇、下降、左右旋回、そして、右のコントローラーで、前後左右に進むことができる。

 画面には、「Dobby」本体の内蔵カメラで撮影した映像が表示される。この画面を見ながら操作してもいいし、本体を見ながら撮影してもいい。また、アプリ画面の右側にはシャッターボタンも用意しており、動画、静止画を撮影できる。

初めてでも手軽に操作できる

 早速「Dobby」を飛ばして撮影してみた。場所は住宅がある程度離れ、ちょうど人がいなかった近所の公園だ。ベンチの上に「Dobby」を置いて、離陸をタップする。すると、4つのファンが強力に回り始め、次の瞬間、本体が飛び立った。

 約1mの高さのところで本体は静止する。その場所でゆらゆらとホバリングしながら、操作を待つ状態になる。あとは、アプリ画面のコントローラーをタッチして、さらに高く飛ばしたり、左右に回転したりと自由にコントロールできる。また、カメラの向きを調整して、撮影することもできた。慣れてくると、カメラ映像を見ながら位置を変更するといったことも可能だ。

 公称仕様では屋外などの開放された空間では直線100mがスマートフォンから操作できる距離となっているが、安全性を考えると、そこまで遠くまで飛ばすのはちょっと怖いところ。操縦者の周囲数10メートルで、目視できる範囲を飛ばすのが安心だ。

 なお、「Dobby」には「ターゲット追跡モード」を搭載している。このモードに設定すると、設定した人が動くと、その人をフレームの中央に納められるようにドローン自体が自動的に移動するというもの。動画撮影などに適している。

 また、このほか、顔にピントを合わせて撮影してくれる「顔認識モード」や「タップだけで最初に飛び立った位置に戻って着陸する「ゴーホームモード」なども用意している。

 なお、スタンダードモデルではバッテリーと充電器が1つずつ付属。デラックスモデルではバッテリーが二つとバッグが付属する。バッテリー1個での飛行時間は約9分と短いので、しっかり楽しみたいなら、デラックスモデルがおすすめだ。

 航空法の規制対象外とはいえ、ドローンを飛ばす以上、安全な場所の確保は必須だ。それでも、「Dobby」なら法律上の規制がない分、遊びやすい。それでいて操作も簡単、撮影も手軽にできるものも面白い。決して安いとはいえないが、初めてのドローンとして、試してみたいという方におすすめしたい。

参考:国土交通省:無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール

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PROFILE

コヤマタカヒロフリーライター

小学生の長女を筆頭に幼稚園児、未就学児の3女を育てるパパライター。専門分野はデジタル製品と家電機器なので、家事や子育てにもそれらを駆使して奮闘中。自宅事務所で働くフリーランスで、子育てにも積極的に参加中。

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