くらべて選んで

アウトドアで活躍! 防水・防滴BTスピーカー選び

  • 文 ・コヤマタカヒロ
  • 2017年7月14日

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ソニーの「SRS-XB10」はコンパクトなボディーで持ち運びがしやすいIPX5対応のモデル

  • ソニーの「SRS-XB40」は64Wの大出力と、24時間の長時間駆動が可能なモデル

  • パナソニック「SC-ALL05」は、重量級のボディーでしっかりとした重低音を再生する

  • Ankerの「Anker SoundCore Sport」は、コンパクトに持ち歩けるIPX7の防水モデル

  • JBLの「CHARGE3」はバランスのいいサウンドを再生するIPX7対応の防水モデル

  • Ultimate Earsの「UE BOOM2」も低音とクリアなサウンドで定評のあるIPX7モデル

  • ボーズの「SoundLink Revolve+」は360度に広がるサウンドで視聴位置を選ばない

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 今や多くの人が、音楽を聞く機器はスマホになっており、自宅で聞く際にもスマホとワイヤレスで接続できるBluetooth(BT)スピーカーが人気になっている。今回は、その中でも水のある場所やアウトドアレジャーなどにも使用できる、夏のレジャーにもぴったりの防水・防滴のBTスピーカーを選んでみたい。防水のレベルには段階があり、水滴がついても大丈夫というレベルから、水中に落としても平気というところまで差がある。またバッテリー容量や、出力サイズなど、実用する上でチェックしなくてはならない点は多々ある。数千円から数万円まで幅のある、防水防滴BTスピーカー選びのポイントをご紹介しよう。

防水のレベルはJIS規格でチェック

 BTスピーカーはスマホとはワイヤレスで接続できるため、置き場所を選ばず、持ち運びできるというメリットがある。アウトドアのレジャーなどに持ち歩いて、手軽に音楽を楽しめるのも人気の理由だろう。ただし注意したいのは、防水・防滴という表示があれば、どのモデルでも海や川などに持ち運んでも使えるというわけではないこと。防水のレベルに関してはJIS規格が制定されていて、「IPX」という数値でレベル分けされている。

IPX4:あらゆる方向からの水の飛まつに対する保護

IPX5:あらゆる方向からの水のノズルによる噴流からの保護

IPX6:あらゆる方向からの強い直接噴流に対する保護

IPX7:定められた条件で水中に沈めても内部に水が入らない

IPX8:継続的に水中に浸して使用できるもの

 IPXには1~8まであり、1~3に関してはほとんど保護機能がなく、水しぶきが飛んでも対応できる性能は「IPX4」以上。キッチンなどで水滴がかかる程度で利用するならこのレベル以上が必要だ。さらに風呂場やビーチ遊びなどで水没させる可能性があるなら「IPX7」以上の防水性能が必要だ。

そのほかチェックしておくべきポイント

 BTスピーカーの電源は、多くの機器が充電タイプだが、アウトドアで利用する場合には、駆動時間もチェックしておきたい。キャンプで宿泊して利用するときなどには、長時間利用できなければ不便。そうした用途で利用するなら、10時間くらいの駆動時間が目安になるだろう。

 音質の面を考えるなら、キッチンやアウトドアなどでの利用を考えると、出力が大きく大きい音量がでるほうがいいだろう。どのくらいの音量を出せるのかは、スピーカーの出力ワット数をチェックする。3W程度の小型モデルは、スピーカーのそばで個人的に聞くだけなら十分。しかし、リビングやアウトドアなどの広い範囲で聞くなら、10W程度の出力は欲しいところだ。

 また製品の中には「パッシブラジエータ」というユニットを搭載して、低音を強化しているモデルもある。パッシブラジエータが採用されているモデルなら、同じ出力ワット数でもワンランク上のしっかりとしたサウンドを楽しめる。

 もうひとつ音質の面では、Bluetoothの対応コーデックも音質に影響を与えるポイント。現在、LDAC、apt-X、AAC、SBCの4つのコーデックが使われているが、送信側(スマホ)と受信側(スピーカー)で同じ規格に対応していなければならない。例えばiPhoneの場合は、AACとSBCのみの対応なので、AAC対応のモデルでいい。それより高音質な、LDAC、apt-Xにも対応のスマホを利用しているなら、対応スピーカーを選択するのもいいだろう。

 こうした点をチェックしつつ、各社のBT防水スピーカーを選択してみよう。

各社の製品をチェック

 ソニーの「SRS-XB10」は、46mm口径のフルレンジスピーカーユニットを搭載した、IPX5相当の防水性能を持つモデル。アウトドアやキッチンなどの水しぶきなどを気にせず利用できる。非常にコンパクトなモデルながら、パッシブラジエータを採用し、しっかりとした低音を再生する。バッテリーは最長16時間再生の充電式。

 また「SRS-XB40」はソニーの上位機種で、61mm口径のユニットを2基搭載し、パッシブラジエータ搭載、64Wの出力で大音量と重低音の迫力が楽しめるモデル。防水性能はIPX5相当で、バッテリーの駆動時間は最長24時間と十分。対応するスピーカーを最大10台接続できるワイヤレスパーティーチェーンに対応する。

 パナソニック「SC-ALL05」はお風呂やキッチンで利用できるIPX5/IPX7仕様のモデル。出力は20Wだが、65mm口径のユニット2基と、前後に設置したWパッシブラジエータが、ダイナミックな重低音を響かせる。またWi-Fiにも対応しており、同社のディーガに保存した音楽を再生することも可能。駆動時間は約9時間。本体サイズはやや大きく、重量も1.5kgと重いので、自宅メインで楽しむのに向いているモデルだ。

 続いてさらに防水が強化されているモデルを紹介しよう。Ankerの「Anker SoundCore Sport」はコンパクトなサイズながら、IPX7の防水モデル。出力は3Wながらパッシブ型サブウーファーでクリアな音質としっかりした低音を実現する。駆動時間も10時間と十分。持ち歩きを重視する人に最適だ。

 JBLの「CHARGE3」は、IPX7に対応した防水タイプ。20Wの出力に、50mm口径のユニット2基とパッシブラジエータ搭載で、厚みのあるサウンドを実現。最大20時間再生の大容量バッテリーは、スマホなどに充電できるモバイルバッテリーとしても活用できるのが便利だ。アウトドア用途の定番モデルとして、キャンプ場などでもみかけることがあるだろう。

 Ultimate Earsの「UE BOOM2」も、IPX7の防水性能を持つモデル。出力は20Wでパッシブラジエータも搭載し、しっかりした低音とクリアなサウンドに定評がある。専用アプリが用意され、音質のバランスをアプリのイコライザーで調整できる機能も持つ。アウトドアでも音質にこだわるなら狙い目のモデルだ。

 最後に紹介するボーズの「SoundLink Revolve+」は、アウトドアに気軽に持ち運ぶ、というよりは室内で楽しむのをメインにするユーザー向けのモデル。フルレンジのスピーカーが360度にサウンドを拡散。2基のパッシブラジエータ搭載で、ボーズらしい重低音サウンドを実現している。IPX4の防滴仕様で、バッテリーは16時間駆動なので、アウトドアで使うことももちろん可能だ。

 BTスピーカーはどの用途をメインに利用するかによって、モデルの選択が大きく変わってくる。音楽を楽しみたいシーンに合わせた最適なモデルを選ぼう。

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PROFILE

栗山琢宏ライター

パソコンや家電製品などのほか、調理器具やベビー用品などモノ全般を得意とする雑食ライター。調理家電のレビューを行ううちに料理に目覚め、料理道具への偏愛もはじまる。料理道具は実際に料理してみた、リアルな使い勝手を重視する。Windows以前からパソコンを使いはじめ、デジタル機器や家電の動向を追い続けている。商品を買うときに比較検討しているときが至福。

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