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音質を大幅に改善! 高コスパのヘッドホンアンプ

  • 文・武者良太
  • 2017年9月7日

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Android用のヘッドホンアンプ。元値は1万9260円だが、現在2000円台で購入できる。コスパ最高!

  • Android用ほどではないが、iPhone/iPad(Lightning接続)用のヘッドホンアンプも4000円と激安特価

  • PCをプレーヤーとするならハイコスパなFX-AUDIOの「DAC-X5J」

  • 屋外でも据え置きでも使える万能型でハイスペックな「nano iDSD LE」

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 1970~80年代のオーディオブーム時。オールインワンなラジカセはもちろん、フルサイズのテープ/レコード/CDプレーヤーとアンプ、そしてセパレートなスピーカーの組み合わせで音楽を聞いていたユーザーが多くいました。

 当時からオーディオ好きの間でいわれてきた「5・3・2の法則」というものがあります。これはホームオーディオの機材をそろえる際に、スピーカーを5、アンプを3、プレーヤーを2として、予算を割り振るといいというもの。例えば予算が10万円だとしたら、5万円のスピーカー、3万円のアンプ、2万円のプレーヤーを買うべき、という話です。いくら高音質&高価格なスピーカーだとしても、アンプの品質が低ければクオリティを発揮できないんですね。

 現代に目を向けると、外ではスマートフォン&イヤホン、自宅ではパソコンとヘッドホンで音楽を楽しむ人が増えてきました。この組み合わせは、スマートフォンやPCがプレーヤー&アンプの役割を果たしているオーディオコンポといえます。

 さて5・3・2の法則を、ヘッドホンやイヤホンを用いる現代のオーディオリスニング環境に当てはめることはできるでしょうか。答えはNoです。スマートフォンやPCは低消費電力に重点をおいて開発された製品であり、内蔵アンプ部はパワーに乏しい回路が使われている製品ばかり。そのため、高価なヘッドホンやイヤホンと組み合わせても、価格ほどの音質じゃないなと感じるケースが大半です。

 そこで、ヘッドホンやイヤホンを使った高音質再生に必要となるのがヘッドホンアンプです。数千円の製品でも効果ありますよ。高音質&高価格なヘッドホン・イヤホンを持っている状態で、さらなる高音質化を図りたいのであればぜひとも導入しましょう。

iPhone、Androidで使えるコンパクトモデル

 外出先でも手ごろに高音質を楽しみたい、という方にはこちらがおすすめ。スマートフォンの本体とヘッドホン・イヤホンの間に挟み込む、ポータブルタイプのヘッドホンアンプがあります。iPhone用のLHP-AHR192シリーズAndroid用のEHP-AHR192シリーズは2016年に発売されたケーブルタイプの製品で、使い勝手に優れます。

 コンパクトだからといって侮ってはいけません。192kHz/24bitハイレゾ再生に対応していますし、サーというノイズが減って、リアリティあるサウンドがスマートフォンでも楽しめるようになります。

パソコンと組み合わせて使いたい安価な据え置きタイプ

 自宅でヘッドホン・イヤホンリスニングをするならば、FX-AUDIOの「DAC-X5J」がおすすめです。5000円ほどで購入できる据え置きDAC・ヘッドホンアンプとしては、類まれな性能を発揮します。音がクリアで粒立ちもいい。音楽の世界を細部まで見通せます。

 USB接続時は96kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応します。なおACアダプタが別売りのショップもあるので、購入時は付属品を確かめましょう。

バッテリー駆動可能でDSD音源にも対応したオールマイティHPアンプ

 自宅でも、外出中も使いたいのであれば、「nano iDSD LE」を狙うべきでしょう。バッテリーでも、USBバスパワーでも使えるヘッドホンアンプで、プレーヤー側を選びません。PCはもちろん、ケーブルさえ用意すればiPhoneでもAndroidでも使えます。

 サイズが大きめなので持ち運びには多少の苦労がありますが、音質は今回ご紹介する3モデルのなかでNo.1。音楽性が高いといいましょうか、アコースティック楽器の響きも豊かに、またドラムもパワフルに鳴らしてくれます。384kHzまでのPCM、6.2MHzまでのDSD音源に対応。価格は1万7000円台ですが、スペックは10万円超えのDACと肩を並べるほどです。

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PROFILE

武者 良太フリーライター

フリーライター。1971年埼玉県生まれ。オーディオ、IT、スマートフォンなど、多分野のガジェットに通じるフリーライターとして、雑誌・WEBを問わず多くの媒体に寄稿している。オウンドメディアの設計・編集・執筆にも携わる。元Kotaku Japan編集長。

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