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効果的なランニングに最適! 心拍計付きランニングウォッチ選び

  • 文・栗山琢宏
  • 2017年9月14日

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本格的にレースにも出たいランナーにおすすめな「エプソン WristableGPS J-300」

  • コストパフォーマンスの高い多機能モデル「エプソン WristableGPS J-50」

  • シンプルで軽量なガーミン「ForeAthlete 35J」

  • 予想タイム機能などレース向けの機能を搭載したガーミン「ForeAthlete 235J」

  • 手ごろな価格のエントリーモデル、ポラール「M200」

  • 心拍計も備えた高機能スマートウォッチ「Apple Watch Nike+」

  • 心拍も測れる活動量計、iwown「IWOWNfit i6 pro」

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 ランニングをする理由は、ダイエットや健康目的であったり、スポーツとしてレースに出たいなど、いろいろあるだろう。だが、どんな目的であれ、ただやみくもに走っても意味がない。実はトレーニングを効率的に行うには心拍数の測定が重要なのだ。今やランナーに必須ともいえる心拍計付きの腕時計をチェックしてみよう。

目的に合わせた心拍数チェックが必須

 ランニングに限らず、効果的に運動を行うには、心拍数のチェックが有効だ。たとえばダイエット目的なのに、全力疾走に近いスピードで走っても効果は低い。繰り返していくうちに、筋力がついて、瞬発力が向上することは確かだが、脂肪燃焼というダイエット効果を求めるなら非効率的だ。脂肪燃焼に効果的な心拍数は、最大心拍数の60~70%の範囲といわれている。比較的ゆるい運動強度で、長時間行うことがダイエットには最適だ。運動の目的と心拍数の関係は一般に下記のようになる。

ウォーミングアップ:~60%

脂肪燃焼・体重減量:60~70%

持久力向上:70~80%

筋力・基礎代謝量向上:80~90%

瞬発力・運動能力向上:90%~

(※エプソンWristableGPSの心拍ゾーン設定による)

 最大心拍数は実測しなくても、エプソンのマニュアルによると「206.9-(0.67×年齢)」で求められる。最大心拍数が170の人なら、ダイエット目的の場合は100~120くらいの心拍数で走るのが適していることになる。このように心拍数を測定して、正しい運動強度で実施することで、効率よく効果が得られる。

 かつては心拍数を計測するには、胸にベルトをつけて心臓の電気信号を読み取る方式が主流で、腕時計型のモニターのほかに、胸バンドが必要だった。しかし現在では手首の血管に光を当てて測定する光学式心拍計が増えており、腕時計だけで心拍数が測定できるようになっている。

 また、走った場所や距離などを正確に記録できるGPSチップが内蔵されていると、心拍数と距離、速度などを組み合わせて、いろいろな情報が取得できる。それらのデータをBluetoothでスマートフォンと連携したり、ネットに蓄積できる製品も増えている。

 GPSはスマートフォンで代用できたりもするが、レースに出るならスマートフォンなしで計測できるGPS搭載型が便利だろう。こうした基礎知識をもとに各社のおすすめのモデルをチェックしてみよう。

選択肢の多いエプソンとガーミン

 エプソンの「WristableGPS」シリーズは、GPS機能を利用したランニングウォッチ。製品ラインナップは多いが、本格的にレースにも出たいランナーにおすすめなのが「J-300」だ。

 晴天時でも画面が見やすい電子ペーパーを採用した「EasyView Display」を採用し、走行中の数値チェックがしやすい。設定したペースと、実際のペースの差をリアルタイムで表示するなど、ランナー向けの機能が豊富だ。トレーニングデータはBluetoothで自動的にスマホにアップロードされるので手間がない。重量も51gと軽量で、GPS+心拍計使用時でも16時間の駆動が可能。高機能かつ価格のバランスに優れている。ウルトラマラソンなどさらに長時間の計測が必要なら、機能面はほぼ同等で36時間駆動の「J-350」が選択肢になるだろう。

 もう少しライトなランナー向けなら「J-50」がおすすめ。画面は「EasyView Display」ではない通常の液晶だが、心拍計とGPS搭載で効果的なトレーニングができる。ランナーに必要な機能はほぼ備えているコストパフォーマンスのいいモデルだ。

 ガーミンはアメリカのGPSメーカーで、ランニングウォッチのブランドとしても人気が高い。「ForeAthlete 35J」は、約38gと軽量で、心拍数+GPS使用時で13時間駆動する。統計情報やランニングデータは同社のオンラインコミュニティ「Garmin Connect」に自動的にアップロードできる。液晶はモノクロで、機能もシンプルに使いたい人向けだ。予想タイム機能や設定ペースによるアラート機能など、もう少しレース向けの機能がほしいなら、「ForeAthlete 235J」がいい。

心拍数だけなら活動量計でもOK

 ポラールはフィンランドの心拍計で有名なブランド。「M200」はランニングウォッチとしては価格の安いエントリーモデルだが、心拍計とGPSという機能は持っており、自分にあったトレーニングメニューを自動で作成するランニングプログラム機能などトレーニング機能も充実している。また毎日の活動量やトレーニングのデータを無料のPolar Flowウェブサービスとアプリで管理し分析することができる。GPS+心拍計使用時で6時間と駆動時間はやや少ないが、そこが気にならなければ、価格は安いのに十分な機能を持った製品だ。

 アップルの「Apple Watch Nike+」も、心拍計とGPSがついたランニングウォッチとして使える。また本体に音楽を保存することができるので、スマートフォンなしで音楽を楽しめる。Suica機能もあるためコンビニなどで買い物をすることも可能で、小銭を持ち歩かないでもすむ。ランニング時になるべく荷物を少なくしたい人にとっては利便性の高いモデルといえる。

 ダイエット目的などで、とりあえず心拍数だけがわかればいいなら、心拍計付きの活動量計を選択するのもあり。iwownの「IWOWNfit i6 pro」は、5000円程度で購入できる活動量計。ランナー向きの機能などはないが、GPSなどはスマートフォンのランニングアプリで代用するというなら低コストですむ。

 本格的にレースに出場するランナーでなく、健康やダイエット目的で走っていても、きちんとトレーニングの効果を出すためには、心拍計腕時計は非常に有効なアイテムだ。ぜひとも入手して効率的にランニングをしてみよう。

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PROFILE

栗山琢宏ライター

パソコンや家電製品などのほか、調理器具やベビー用品などモノ全般を得意とする雑食ライター。調理家電のレビューを行ううちに料理に目覚め、料理道具への偏愛もはじまる。料理道具は実際に料理してみた、リアルな使い勝手を重視する。Windows以前からパソコンを使いはじめ、デジタル機器や家電の動向を追い続けている。商品を買うときに比較検討しているときが至福。

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