写真のツボ

メルカリやヤフオクに! 手軽&キレイな小物撮影のコツ

  • 文・写真 LockUP大塚
  • 2017年10月6日

オークションやフリマ用の写真を、手軽&キレイに撮ろう!

  • 【作例1】直射日光の当たらない窓際はベストな撮影スポット。大きめの画用紙をゆるやかなカーブで壁に立てかければスタジオのような白背景に

  • 【作例2】明るい窓辺と白い厚紙があれば、ライトや撮影ブースがなくてもキレイな写真になる

  • 【作例3】画用紙を半分に折って立てただけの簡易レフ板を設置。窓と反対側に立てて、光を反射させる

  • 【作例4】左がレフ板なしで撮ったもの。ぬいぐるみの顔半分がうす黒くなっている。右はレフ板を使ったもので、顔全体が自然に明るくなる

  • 【作例5】メルカリもヤフオク!も商品を探す画面の写真は正方形だ。(左:メルカリ/右:ヤフオク!)

  • 【作例6】近寄りすぎるとパースがつきすぎて商品の形が伝わりにくくなる。少し離れて撮って、後から余白を切り取ろう

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 利用者が急増中のフリマアプリ「メルカリ」や、定番のオークションアプリ「ヤフオク! 」など、スマホを使った売買ツールが人気です。使わなくなったカメラや趣味の道具、本やDVDなど、捨てる前に売ってみようかな?と気になっている人も多いのではいでしょうか? 今回は、そんな出品写真の見栄えをよくする、小物撮影のツボをご紹介します。

窓際でキレイな写真を撮ろう

 出品する商品を決めたら、まずは撮影スペースを用意しましょう。カメラや時計などの小物を撮るなら、背景は無地にした方が商品がはっきりと分かります。

 キレイな背景を作るには、少し大きめの画用紙やボール紙がおすすめです。文房具店などで購入でき、価格も手ごろなので汚れたら交換も可能です。厚紙をゆるくカーブさせて壁に立てかければ、スタジオのようなつなぎ目のない白背景のできあがりです【作例1】。

 布を使う方法もありますが、シワが気にならないように撮るのは意外と難しく、どちらかというと上級者向けと言えそうです。

 そして、撮影に一番大切なのが光のセッティングです。今回おすすめするのは「直接日が差し込まない明るい窓際」での撮影です。レースのカーテンがあれば、誰でも簡単にふんわりとしたやさしい雰囲気で撮影できますよ。もちろん、蛍光灯やスタンドのライトなどでも撮影はできますが、スマホが影になってしまったり、不自然にきつい影になったりと失敗も起きがち。その点、このレイアウトなら、難しいことを考えずに「だいたいキレイ」に撮れるでしょう【作例2】。

画用紙のレフ板が便利

 もうひとつ用意したいのが「レフ板」です。これは光を反射させて影の部分を明るくする撮影用のサポートグッズです。本格的な写真用のものはたくさん発売されていますが、小物を撮るだけなら白い厚紙さえあれば十分。今回は画用紙を二つ折りにして商品の横に立たせてみました【作例3】。スケッチブックやノートを立たせても簡易的なレフ板になります。

 では、実際に効果を見てみましょう。【作例4】では、ぬいぐるみを撮影してみました。左のレフ板なしの写真では、窓側は明るく、反対側が影になってしまっています。

 これを【作例3】の位置にレフ板を置いて撮影すると、右のように影の部分にも光が当たり全体的に明るく撮影できます。

 オークションなどの写真はキズなどの使用感を伝える役割もあるので、影が少なく全体が明るくなっていることが大切なのです。

撮影はカメラアプリで

 アプリの出品画面からも撮影はできますが、できればカメラアプリで撮るのがおすすめです。写真用のアプリなら、明るさや色、角度などが細かく調整できるので、より美しい写真に仕上がります。

 撮影時に気をつけたいのが、写真画面の画角です。メルカリやヤフオクの一覧画面を見ると、写真はすべて正方形です。撮影する時にも、カメラの設定を「スクエア」や「1:1」にして、この縦横比の中で見栄え良く撮れるようにチャレンジしてみましょう【作例5】。

 なお、雰囲気よく写真を加工するフィルター効果は、オークション/フリマ用の写真にはあまり向きません。商品の色や質感が分かるように、色や形を正確に撮るのがおすすめです。

スマホカメラは近寄りすぎに注意

 スマホのカメラで小物を撮る時に失敗しやすいのが、「近づきすぎる」ことです。多くのスマホは広角レンズタイプのため、小物に近づいて撮ると遠近感が強調されます。【作例6】では、タンブラーを撮影してみました。正方形の画面いっぱいにタンブラーが写るように近づいて撮ると、上のNG写真のように飲み口は大きく、底面がとても小さくなり、実際の商品とはまったく違う印象になってしまいました。

 下のOK写真は、少し離れたところから撮影して、余白部分をカットしたものです。上の写真と比べると、実物の印象に近い形となっています。

 最近のスマホ写真の画素数なら、中心部分だけを切り抜いてもアプリで見るくらいなら十分です。高さがある商品を撮る時や、パース感がおかしいかな?と思ったら、一度商品から離れて角度を見直してみてください。

 せっかくオークションやフリマに出品するなら、できるだけ高く買ってほしいですよね。見た人がついポチッとボタンを押してしまいそうな、キレイな写真撮影にチャレンジしてください。

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